退会済のユーザー さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
楽しき押しかけ憑き物ハーレム
<初見>
{netabare} 押しかけコックリさん。なんか楽しいかも。ずっとこのパターンなのか、市松ちゃんが心開くことあるのかな…?はじめのリアルめな女の子の方も可愛いかったな。
4話まで観て
これは、、、ハーレムものなのかっ!!
御屋敷付きのひとりぼっち少女を取り巻く憑き物たちの。
・コックリさん…家事してくれる。ピュアなところがある。ストレスに弱く、犬田胃酸と妖命酒を服用。武器はもふもふな毛とフライパン。
・狗神…変質ストーカー。紳士の皮を被った犬。番犬としては役に立たない。武器は都合のいい解釈と2丁拳銃。
・狸オヤジ…嘘ばっかついて賭博好きな酒呑み。取り憑いた数々の家を断絶してきた。武器は揺るぎない強引さと怠惰さ、葉っぱ詐欺。
なんて…潤いのない…不健全ハーレム…_| ̄|○
ひとり選べと言われたらコックリさんでしょう
狸オヤジのだるい顔とダメっぷりが現実的で嫌だよーう
おっさんキャラ好きなのに…
狸に戻った姿も全然可愛くないところは、面白いと思う。この毒素の入れ方がクセになりますね。
でも「身体だけ人間化」はテラフォーマーかと見まごう姿でした…
こひなちゃんの声色はゆるいんだけど、男共たちが気が抜けない。
時折、指先の演技(?)とかセリフの高低強弱がビシッと技が決まってて、ヤル気だね?って感じの笑い要素が濃ゆく漂いますね。
こひなちゃん、一話及びオープニングでチラッチラッと頭身が歳相応の御姿が。このチラリズムがたまりません。その御姿でもっと!もっと登場してくれぇ〜〜〜ぃ!と何かが憑いたように食い入って観てます。
原作チラ読みしましたが、市松ちゃんもコックリさんも美しくなってますね。{/netabare}
<観終わって>
コックリさんの声優さんが絶妙の抑揚ある演技でした。ひとつの単語をひらがなで言ってるのか漢字か、あるいはカタカナ(外来語風に)言ってるのかが伝わってくるのがすごい。早口なのに。
瞬発力の効いたコメディという感じで、その回その回のキリがとても良く、楽しかったです。惜しむらくはその短い線の連続のような印象ですか。誘っては裏切る笑いどころに落とすんだろな、という軽い印象でした。でも、楽しかったですよ。
こひなちゃんは盛んにデフォルメ姿でしたが、もう少し、初めの頃のようにリアルに戻った悩ましげな姿が登場してくれてもよかったのにと、私は、思いました。
OPはキャラクターたちのかけ声がヤイノヤイノとノリよく楽しく、EDの末松篤さんの歌は、落ち着いた淡い声質と音の重ねが温かいシャワーのようで、好きでした。
♪一緒にうたわなくてもいいから …♪ まわれまわって 光のなかへ…♪
こひなちゃんを想って聴くとさびしいような優しいような。
二代めラストまで聴くと
♪まわれまわって 変わらない日々 穏やかな日々 まわれまわって 繰り返して…♪
これ、最終回のコックリさんの初詣のお願いですね。
最終回もこのEDで回想流されたら切なかったかも?
こひなちゃん、たくさんの楽しいことであの広い家を満たせるように。
栄養ある物食べてくれ。