Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あーっ、ここにも鶏がっ・・・^^;
この作品はオリジナル作品でしたが、発表直後から視聴を楽しみにしていた作品です^^
なぜなら最初の発表を知ったのは、前作である「凪のあすから」の放送中・・・
人によって様々だと思いますが、私は凪あすの結末にモヤモヤ感があったので、その払拭を含め私の期待は鉄板でした^^
それにP.A.WORKSさんの作品だし・・・キャストはやみん、種田さん、東山さん、茅野さんと超豪華な顔ぶれだし・・・これで期待するな、というのが無理な話です^^;
この物語の主人公は、高校3年生の深水 透子(ふかみ とうこ)
彼女は、明るく素直な性格の持ち主で恋愛には少し疎い・・・それより小さい頃からの幼馴染である5人と過ごす時間を何より大切にしている・・・そんな女の子です。
ガラスの様なキラキラした物を見ると、その先に映像のような何かが映り込むときがある・・・という不思議な能力の持ち主でもありました^^
ある夏の・・・花火大会の日、透子ちゃんと同じ不思議系の能力・・・声が聴こえるという沖倉 駆(おきくら かける)が転校してきて・・・物語が動いていきます。
1話目のオープニングを初めて見た時、さすがP.A.WORKSさん・・・改めてそう思いました^^
作画の美しさはもちろんですが、何といっても存在感・・・躍動感のある鶏が特徴的でした。
後から知ったのですが、監督さんは「true tears」を手掛けられた西村純二さんだったんですね^^
なるほど・・・鶏繋がりがあるのも納得です^^
そして1話目の中盤・・・きっと物語の鍵を担うであろう沖倉 駆が登場するのですが、彼の姿を見たとき・・・思わず「?」が頭の中をよぎりました^^;
「あれっ、どこかで・・・」
と思った次の瞬間、思い出しました・・・「凪のあすから」の紡と雰囲気が似ているんだ・・・
凪あすはとても良い作品だと思います。
唯一物語の終盤における紡の言動が私の中の違和感になっているのですが、思わず彼を彷彿してしまいました(//∇//)
でも、雰囲気が似ているからといって言動まで・・・と思ったその矢先、駆の口から飛び出した台詞・・・えー、紡そっくりじゃんか?^^;
と声を上げてしまいました^^;
彼のイメージを払拭したかったのに・・・
傷口が余計広がったような気もしましたが・・・とりあえず視聴は継続する事にしました^^;
こうして完走した訳ですが・・・
主要登場人物に絞ってみると、凪あすが5→7人で2クール、本作品が6人で1クール・・・キャラの立ち位置が凪あすと被るので、どうしても比較してしまいます・・・^^;
それに不思議な能力も結局よく分からずじまい・・・ということを踏まえると、
やはり1クールでは尺の短さを感じてしまいました^^
私の理解力、想像力が足りないのが原因かもしれません。
後ほど、皆さんのレビューを拝見させていただきたいと思います。
はやみんの方言は印象的でしたね・・・演じているのが目標をしっかり持って頑張る女の子だったこともあって、とても好印象でした^^
種田さん・・・もう少し出番があって欲しかったのが本音です^^
オープニングテーマは、ChouChoさんの「夏の日と君の声」
エンディングテーマは、nano.RIPEさんの「透明な世界」
どちらも夏っぽさのある曲で良かったと思います。
1クール13話の作品です。声優さん、作画や音楽は高い評価ができる作品だと思いますが、物語が・・・もう少しそれぞれのキャラについて深掘りできれば、イメージのだいぶ異なる印象が持てた作品じゃないかと思いました^^;