〇ojima さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
たよられ過ぎる子は本当は辛い。
この作品、複数回視聴していますが全く飽きがこないです。
まだ観ていない方には、是非お勧めしたい作品ですが、必ず「涼宮ハルヒの憂鬱(Ⅱ期)」を視聴して下さい。
スピンオフ「長門有希ちゃんの消失」は本作品を視聴したあとが良いと思います。
この物語の始まりは主人公キョンの日常から突然、ヒロインである涼宮ハルヒが居なくなるのことから始まります。
キョンは衝撃を受けました。ムードメーカーでありトラブルメーカーの涼宮ハルヒが居なくなるなんて。しかも誰もハルヒが存在した事さえも知らないのです。
一体なにが起きたのか。仲間である文芸部の長門有希に打ち明けるのですがいつもと様子が違う・・・
{netabare} この作品の主人公はキョンと長門有希。そして「恋心」を主軸にした作品です。
SOS団員のささやかな「恋心」たち。
小泉は電車の音でかき消されながらの一言
大人朝比奈さんは高校時代の思い出話
寝袋芋虫のハルヒ
今までのハルヒの居る場所へ戻ることを決意したキョン
今回主役の長門に関しては一番最後の回想シーンの図書館で男の子が女の子に図書カードを作ってあげる行動に「憧れ」を感じたのでしょう。キョンにしてもらいたいと思う「恋心」、改変した時に記憶に入れた訳ですね。
雪のシーンが一番の見せ場。
キョン言ったの「ゆき」は「雪」だと思いますが、長門には「有希」と聞こえたはず。私はそういうイントネーションに聞こえました。{/netabare}
映像、音楽、シナリオ、心情など全てに於いて丁寧に作られたとても良い作品だと思います。京アニに感謝。