アニメ視聴記録置き場 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
11話まで見た。
11話「あの窓は施錠」
遊月の願いを半ば自分の願いとしつつも、遊月も大事だからとかで逃げ出した花代が倒れ、るぅ子の願いをタマにも肯定してもらうために、るぅ子と一衣でバトルしてるぅ子はイオナと白い部屋へ。繭やウリスと戦うもイオナが消えかけたのでタマを探しに走る。一方で一衣とカズキは現実世界での繭を探しに図書館裏の洋館を尋ねるが、繭は既に亡くなっていることを知らされる。
あらすじを書いててこれで合ってるのかも不安になる。spreadでは花代が殆ど放っておかれてたので、冒頭であんなことを言われてもちょっとシックリ来ない。イオナとかが消えそうになる根拠もちょっと後付けの感が。とりあえず最終話見ましょう。
10話「このぬくもりは限界」
ちよりは無事に記憶を無くして、エルドラはカードから抜け出して消える。傷つけは癒してウリスの中に自分を刻み続けたいアキラはウリスと戦うも敗北。ウリスは再びルリグになり、タマがイオナの中に入るのを拒否したため、元々の伊緒奈だったCV能登が入って一段落つく。るぅ子達は伊緒奈の情報を伝えてきた花代さんの元を訪れるといった辺りまで。
エンディングに向けて畳んで来てるなというここ2回。割かし綺麗に収まりそうな気がしてきた。
9話「その別れは唐突」
前回の話の後始末をしつつA後半からのちよりエピソードが本線。wixoss世界のヒロインになりたいというちよりの願いを逆にすることで、wixossから足を洗ってもらおうと、既に2回負けてて後が無いちよりvs一衣でバトルをして一衣が勝つ。
基本的には重苦しい作品に明るさをもたらしていたキャラだったけれど、エルドラとの関係性が良いスパイスになってて、最後?は感動的なことになってた。新井里美さんの役者っぷりが光る。
8話「この世界は私物」
イオナがselectorの仕組みの大部分を語って、ウリスをやっつけて繭と友達になってハッピーエンドだーみたいな流れを作ったのちに、ウリスが蹂躙して勝った挙句に、晶にペンで刺される辺りまで。酷い話だ。
久しぶりにタイトルがタイトルとしてストレートに意味をなしていた。ずっと同じ世界に閉じ込められてた人に異能が宿るのは、らっきょの1章を思い出すけれど、あっちは引き金引く荒耶さんが居たけれど、こっちはそこの部分はどうするんだろう。
お人形とか絵本とかに混じって急に出てくるwixossのパッケージは笑うしかないけれど、ゲームが先にあって後からのselectorシステムだったのね。メイドさん視点になると、タマもイオナも種田さんが声を当ててるのは良い演出。イオナが白化するならタマが黒化するのは正しいネガポジ反転だけれども、久野ちゃんがそこを完全にこなすにはちょっと経験不足かなぁ。タマというキャラの限界の気もするし難しいとこ。
対戦台ごとぶっ壊したり、あきらっきーに刺されたりはエンターテインメントということでいいや。
7話「あの嘘は傷跡」
ウリスが自分語りをしてるぅ子とバトルするお話。
Aパートは釘宮さんのリサイタル。ウリスの行動原理はそこまで高尚でも複雑でもないんだけれど、ラスボスの風格は存分に発揮されてる気がする。戦闘前の長広舌はまんまRPGとかのラスボスを思い出す。一方でちょくちょく挟まるユヅキ、一衣、晶のリアクションはちょっと気分を削がれた感。
戦闘シーンは必殺技叫びながら突進を交互に繰り返すだけになってる気がしないでもない。1期はもーちょいカードゲームっぽい駆け引きがあったのだけれどね。イオナが繭について語りだしたので幕引きも遠くなさそう。3期はなさそうだ。
6話「その存在は漆黒」
文緒は自分の経験を元に執筆し、オンライン小説サイトから2冊の単行本を出すまでは行ったものの、小説家になるための下積みや蓄積の無さから来るスランプに苦しんでることを吐露する。セレクターの願いが継続的に叶えられ続けるということは、ルリグにとってはある種の呪いでもあるのだと知ったるぅ子は全てのルリグをシステムから救い出すことを決意する。その後、ウリスにそそのかれ一衣を拉致した晶から連絡を受けたるぅ子は、調子の優れないイオナを連れて夜の校舎へ潜入する。そこに現れたのはウリスだったという辺りまで。
繭いわく白と黒とは元々1つの女の子だったそうなので、タマのイオナ(orウリス)が人格の中の善性と悪性を抽出したものなのかも。何となく終わりが見えてきた気もしないでもない。
晶は顔は傷物な上に、教唆されてるとはいえ行為が完全に犯罪者のそれなので、場合によっては完全に切り捨てられそうで可哀想ですな。赤崎さんが楽しそうだからいいか。若い女性で悪役をやれる機会ってどの程度の割合なんだろう。意地が悪いくらいならそれなりにはありそうだけれど、昨今の動物園環境を考えると怪しい気がする。
5話「この苛立は覚醒」
バトルに勝てたら知ってることを話すという文緒の誘いに乗り、2敗してるちよりをケアしてるぅ子は再びセレクターバトルを行う。イオナからの叱咤により奮起し、文緒とのバトルに勝ったるぅ子は、文緒が元々はフタセとして前の文緒のルリグだったことを聴かされる。イオナの姿に繭から聞いた黒の少女を連想する文緒だったが、という辺りまで。
新しいセレクターが出ると、そのルリグが出るし、セレクターは元々誰かのルリグだしで話が広がりやすいね。元文緒の小説家志望のくだりは本筋とは大きな関係はないはずなのに、話として綺麗に纏まっていた。
ただ、フタセの元文緒に対する台詞にあった、どうしても叶えたい願いを持った少女の所にしかルリグは現れないというのは、るぅ子にどう当て嵌めたものか。
櫻井さんの文緒が低音で声を押し殺してる風だと思ってたら、フタセではいかにもな感じで納得。元文緒役の人と抑揚の付け方を合わせてたのは、どちらがどちらに合わせたのかは分からないけれど流石というとこ。
4話「その妄想は爆走」
タイトルで韻を踏むまではいいけれど、爆走っていうワードのチョイスが…
タマとるぅ子の意思疎通は取れたものの、ちよりに勝ったウリスがるぅ子に対戦を煽って立ち去る。ちよりが持ってるwixossのラノベに白い世界や繭にまで記述されてるのを知ったるぅ子たちは、作者のふたせ文緒に会いに行くといった話。
少しメタな展開になり始めた。ルリグシステムを作った存在がいるという流れになれば避けられないのだろうけれど。新キャラに新ルリグでどうなることか。
ちよりとエルドラは良い狂言回しだ。「ふっふふ ふふふふー」っていうちよりの独特な節回しが耳に残った。中の人がラジオにゲストで出てたのも聴いたけれど嵌まり役なんだな。あきらっきーが病み方向に向かってしまったので、新井さんも含めたペアのコミカルさは作品の雰囲気の一貫性という点では賛否あるだろうけれど個人的には助かってる。
場面に合わせたBGMの抑揚の付け方や、カメラアングルに応じた音声の処理の仕方、ちよりが帰る時のモータースポーツ音とかのSEに音響さんの気合を感じる。
3話「その再会は偶々」
タマとの再会だけに、偶々、なんつーって!!
どちらかというと繋ぎ回。白い世界でタマを繭が上手く誘導して、現実世界じゃ3人が泣きあって、ちよりとウリスのバトルに遭遇してタマがウリスのルリグになってる辺りまで。
どのキャラも自分以外について語ってるというか依存してるというか。作品の中でどういう風に変わったかの印象がぼやけてしまった。自分の集中力が下がってしまってる。
ファミレスのシーンでテーブルの左側に置かれてるユヅキを写してるところから、るぅ子の背後を通ってカメラが右に流れ、るぅ子の後頭部ごしに一衣の顔の左半分を捉えるシーンのカメラワークがカッコよかった。
繭とタマの昔の関係を匂わすシーンがあったし、2期でそこら辺を解き明かしていくのかな。
2話「その絆は微熱」
顔に傷を負った晶が伊緒奈の中に入ったウリスに篭絡され、新しいルリグと共に再びセレクターになり、るぅ子とイオナに戦闘を突きつけるも横槍が入り中断し、ウリスがちよりにコンタクトを取るあたりまで。
僕達のあきらっきーが帰ってきた!と思ったらウリスにすっかり絡め取られてた。ED提供の傷跡舐めリピートは遊びすぎだけど、あの場面はとても雰囲気が良かった。ただ鏡の写りこみ方は相変わらず違和感。
家庭内で荒れてたり、ウリスの従順なペットと化してたりと晶はキャラのブレが大きいのだけれど、何故か1人のキャラとして綺麗に収まってる気がする。逆に、るぅ子の方は迷ったり悩んだりしてる描写が多い割に、晶に申し込まれたバトルにあまり悩むことなく参加するなど、行動が唐突に示されて人物を掴み難い。
ちよりとエルドラが喋ってる時に現れた伊緒奈に対して「い、伊緒奈?」って喋ったのが誰の声だったか分からなかった。絵的にはちよりなんだけれど、声の鳴ってる部分が違った気がするし、前後のちよりは台詞無しの吐息みたいな無声音なので、エルドラなのかもしれない。人間時代に接点があったのだろうか。ルリグシステムはお話を広げやすいね。
演じる性格の幅が広い晶は赤崎さんが上手くまとめあげてるし、瀬戸さんの雰囲気を踏襲しつつも自分らしささは残ってる釘宮さんの伊緒奈絶妙も素敵だった。話を転がすスピードが早いのもそうだけれど、演技を聴いてて楽しいというのもこの作品の魅力かな。
1話「この開幕は無音」
一衣とユヅキとショッピングに出かけて、ちよりと会ったり、イオナに囁かれたり。
1期でどんなことがあったかを軽く振り返れる内容になってた。完全な初見さんだと厳しいだろうけれど、3ヶ月ぶりの人には程よい内容。OPに見慣れないルリグが居たんで、2期新キャラも居るみたい。
一衣がすっかり普通の人になってた。ユヅキとるぅ子と3人で仲の良い友達に見えるけれど、カードと話してる人って周囲からどういう風に見られるやら。
ギャグ成分が強く感じたけれど、半分くらいは新井里美さんのパワー。1期の時はちよりのインパクトに隠れて常識人に見えたけれど大概酷いペアだった。エルドラも元人間だと明言してたね。本線に絡んでくるか不明だけれど、便利なキャラ達だと思う。素っ頓狂さが売りだから、話を転がすのに便利そう。
ホラーゲームみたいにSE混じりのBGMで不安を掻き立ててくる割に、キャラの音声は中央配置なのが偶に違和感。
OP映像もそうだったし、るぅ子を軸にして不在のタマとルリグのイオナが対照になるストーリー展開になりそう。とりあえず次回のアキラッキーが楽しみ