うち. さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
その選択は…選択出来ることに感謝、選択こそ幸福。
一期でセレクターが夢幻(合ってる?)少女になるとルリグ(カードの中のマスコット)と入れ替わるという驚愕の展開から現実でもアニメでも三ヶ月経った頃の話。
一話は一期で発覚した設定のおさらいでした。
三話が放送されたら追記します、多分。
ウリス(今のイオナの中の人)が今回の仕掛人ですかね。
刺客を送り込む感じが黒幕という感じで好きです。
多分真の黒幕はおばあちゃん(笑)
※ここから先は今までの設定のまとめです、重大なネタバレが含まれますのでご注意ください…
{netabare}
セレクターバトルを生み出したのはマユという少女だった。
マユは生まれた時から一人ぼっち…何故かは分からない、孤児なのかも知れないし何かの実験対象だったのかも知れない。詳細は不明だがマユは一人だった。
マユの生活はどうやら監視されているようで部屋はベッド以外にも物が送られてきているようで何もないという状況ではない。「ともだち」という題名の絵本と、ある物がきっかけでマユに変化が訪れる。
ある物とは「ウィクロス」というカードゲームだった、しかしマユは直ぐにこれは一人で遊べるゲームではないと判明した(遊びというのを理解しているので娯楽用の物品はあった模様)そこでマユは「ともだち」を作ることにした。
それが「ルリグ」マユは自分にしか見えない(マユにとっては実在に等しい)友達を作りカードバトルを始めた。監視役のメイドも狼狽える!
しばらくは遊んでいたマユはとあることを思いつく、ルールを追加してもっと面白くしようと考えついたのが「セレクターバトル」だった。
「願いを叶える代わりにセレクターはカードの中に入る」「負けたら願いが逆さになる」「ルリグがセレクターと入れ替わる」という狂気のシステムを作ったは良いが結局マユの空想に過ぎない、せっかく思いついても誰も遊んでくれない。しかし空想は表の世界で現実となり、るう子達はそれに巻き込まれていくのだった。
永遠に戦い続けるシステムで表の世界のすべての人間(男性はマユの中で存在しない、だから同い年の女性のみ)に復讐する為にセレクターバトルは始まってしまったのだった…何故空想が現実になったのかは詳細不明。
{/netabare}
最終回の感想
選択すること、それが一番難しい。
多分追記します
マユの自宅に潜入する流れがホラー映画「着信アリ」の終盤の流れそのものだったのは気づくとちょっと面白いと思いました。
違うところは呪いが解かれるか解かれないかの違いですかね。
こうして考えてみるとウィクロスというアニメはホラーだったんですかね(ルリグ関係は結構怖い)…友情ホラー?…多分根本は友情アニメだったと思います。
シリーズ通して良作でした、スタッフの皆さんありがとうございました!