青陽 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
たとえ世界が否定しても、おれは好きだと叫ぶよ
※Thanks for your CLICK!しかし溢れる愛ゆえにかなりの長文になっています。軽い気持ちで開いた人は注意!でも「ああ、そうか 好きになるってこういうことなんだね」と御理解いただけたら幸いです。
また、ハナヤマタを観てなかった人にも興味を持っていただけたら嬉しいです。
【STORY】
中学2年生の関谷なる。自分のことを平凡な少女だと思いこみ
「物語の主人公のように輝きたい、誰か私を素敵な世界に連れて行ってほしい!」なんて考えている少しポエマーな女の子。いや、その可愛らしさは非凡だと思うがね。
そんな彼女がある日、夜の神社で月明りに舞う金髪の少女ハナと出会って…。
よさこいに魅せられ、奮闘する少女たちの青春ストーリー。
物語の歩みは遅いけど、何もかも上手くぱぱっと進んでしまってもきっと味気ない。迷い、躓きながらも一生懸命な少女たちの姿に 視聴者は心を奪われるのだ。
この作品の見どころは
なる達がそれぞれ思春期の少女らしい悩みや弱さを抱えていて、それを友だちとの対話によって乗り越えていく場面。お互いをよく知る彼女たちが、悩んでる友だちにかける言葉はまさに
弱気な心を開ける魔法のキー♪
1話の中で悩みが解決して わりとあっさりだなーと感じたり、恥ずかしいセリフ禁止!って言いたくなったりもしたけど、友を想うそのまっすぐさはまさに青春劇であった。
中には
なるみたいな うだうだした感じや、物語上で生じる少女たちのすれ違い展開がニガテな人もいるだろうけど、自分としては
誰も悩むことなく
ただほんわかしてるだけの萌えアニメじゃなくて良かったなと好感触だった。
それに最初は悩んで一歩踏み出せなかったなるが
それぞれ悩む皆を慰めて、励ます
文字通りの主人公に成長していくのは観ていてとても嬉しかった。さすが、きららフォワード枠なだけはある。日常というジャンルにとどまらない感じ、攻めてるぜ!
…もし、最後まで見たのに
そういったやり取りをくだらない、つまらなかったとばっさり言い捨てるような人がいるならば
私は概念と化して
「ずっとあの子達を見守りながら、あなたは何も感じなかったの?」とその人に問い続けてやりたい。
今期ではアオハライドと並んで2TOPの青春ストーリーでした。
△Design▽
キャラデザ、特に目のデザインが苦手って人がけっこういるのに驚いた。残念だった。なぜならおれはそのキャラデザが気に入ってジャケ買いならぬ表紙買いしたから!(買ったのはハナヤマタじゃなくて空色スクエアだけど)
絵めっちゃ可愛いのに…同志がいたら嬉しいです。
元絵は良い感じだけどアニメ絵になると少し違和感があるデザインなのでしょうか?
たぶん
二重まぶたやまつ毛が強調して描かれているし、他のアニメに比べると目の大きさも現実寄りだから違和感があるのかも。
プリズマイリヤもそうだけど、おれはまつ毛が特徴的なデザインが好きなのかもしれない。
ろこどるやヤマノススメみたいなTHEアニメ美少女キャラの目って感じの作画もいいけど、そろそろ違う何かを求めているのだろうか…。久々に購買欲を動かされた作品だしこっちも漫画集めようかな。
*車走レヤいろはにほ*
{netabare}
このアニメ関連で最も驚いたのは自動車と公式にコラボしていたこと!思わず「マジか」と呟いていた
FIAT500というオシャレなイタリア車にハナヤマタの和風なデザインが施されるらしい。
各キャラクターをイメージした内装もオーダーできるようで、ひと味違うおしゃれで華やかな痛車を楽しめるようだ。いやはやアニメもここまできたか…!
アニオタの購買欲が経済を回してる、ってのもあながち馬鹿にできないかも…。
車体価格とカスタム料合わせて230万くらいするけど買う人は買うんだろうなあ…
回し者みたいになるからURLは載せないけど、興味ある人は
「車 ハナヤマタ」で検索検索っ♪
{/netabare}
以下は視聴時の感想。ネタバレ注意
{netabare}
キャラデザよりよっぽど気になったのは
ハナのテスト結果……理数できるのはすごいし、国語は古文あるからしょうがないとして、なぜ英語61点だったのか?
留学生なら中学2年レベルの英語なら楽勝でしょうに。
いや、問題が日本語だったからって…あれだけ日常会話ペラペラだし 社会とか他の教科のテストの問いも理解できたわけだしそれは理由としてどうなの?
…う〜ん、謎である
ストーリー展開的に8割行くわけにはいかなかったんだろうけど
可愛い女の子が理数できるってギャップと同時に、違和感を生み出してしまった…
まあ、その後のゲリラよさこいシーンが良かったのでそんなのどうでもいいけどね!
思ってたよりメンバー集めに時間を割いてるけど1クール中にOPのような5人そろったよさこいは見られるのかな?
公式アプリ落として鳴子(スマホ)を手に、彼女たちと一緒に鳴らそうと待ち構えているのだけど本編ではなかなか出番が来ない…
この歯痒さはけいおん!に似ている。そういう視点で考えるとラブライブや坂道のアポロンはサービスよかったんだなあ。
できれば5人を中心に多くのメンバーが集まって踊るよさこいを見てみたいけど…
よさこいやろう!って言われてJCがわんさか集まりはしないかな、やっぱり。
姉妹
みんなそれぞれモチーフがあるけど
生徒会長の好きな花がヒマワリってのは
ずっと太陽のような姉を見続けてきたのを表しているのかな?
→向日葵の花言葉は「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」
…マチちゃんは嫌ってるつもりだったみたいだけど、それでもやっぱり先生のこと見てたもんね♪
姉妹の仲が戻って良かったですよ、ほんと。
それにしてもサリーちゃん先生最初のころやる気なさそうだったのに株上げたなあ
やっぱ教室でのよさこいに感化されたのかな
そして合宿回の最後では
新加入のマチちゃんと皆とのわだかまりが消え、ようやく5人揃って踊る姿が見られた!短いシーンだけど鳴らすぜ鳴子!
最後を見ると
ジャンプ力は(もちろん)ハナが1番でその次はマチちゃんだった。別にわたしガリ勉じゃないわよ?ってことですね。
海坊主のおかげで出場も決まり
よさこい祭りに向け順調に進んでいるかと思ったら、ハナが浮かない様子。また家族みんなでアメリカ生活することになったけど言い出せなかったようだ。
優しい両親に言えば絶対待ってくれると思うんだけどなあ。ハナは意外と遠慮しちゃうタイプなのかな?
そんなハナがなるに頼ってきたのは2人の信頼関係の強さがわかって良いシーンだった。「ハナちゃんは笑顔のほうが可愛いよ」となるが励ましていて
ああ、なるは成長したなあ。とか
その通りだよ!とも思ったんだけど…
…泣き顔のハナもすごい可愛かったです!!!ええ!!
やはり…まつ毛が良いですね。
涙にキラリと光る長いまつ毛が綺麗でした。
そりゃアオハライドで
ふたばもこうのまつ毛に見惚れたわけだ。
その後はいっしょにお風呂にはいって同じベッドで寝て、ハナも視聴者も大いに癒されました。
だから、次の日の朝に
なるが目覚めたらハナがいなくなっていたシーンは寂しかった。ひだまりの宮ちゃんとネコの話思い出しちゃったよ。身軽さや奔放さ…ハナはまるで猫みたいだ。自由で皆から愛されて…おれ、猫が好きだ
なるは枕元に残された手紙を読み、皆で空港に駆けつける!ああ、これぞ青春。
ドラマとかでもよくある展開だけど、どうやって行こう?ってなってるときに今まで登場したキャラが車でキキーッと駆けつけてくれると一気にテンション上がるよね!!
今季だと「ろこどる」の和菓子屋亭主も!海坊主と和菓子屋亭主には特別功労賞を送りたいです。
空港に着いて
あれ?まさかラブライブみたいに引き留めるのかな…と思ったけど、ちゃんとお別れしてて好感触。手紙のとこに続いて泣きそうになりました。
ちょっと最近アニメのキャラに感情移入し過ぎなんじゃないか説が脳内会議で提唱されています。
込み上げるものを抑えつつ
ラストは一体どうなるのかな?
ハナが海の向こうで同じ衣装を着て
「例え距離は離れていても
同じ刻に心も身体も皆といっしょに踊ってます!」なんて展開になったら涙腺崩壊しちゃうなーと思っていたら
最終回の予告が思いっきりネタバレだった(笑)
ハナや、また
{netabare}
アメリカへ帰っていったはずのハナが日本に戻ってきた!
やっぱあの両親なら話せば絶対わかってくれると思ったよ。
必死で祭り会場に向かい走るハナ。
フリーランニングやってなきゃ辿り着けなかったね、きっと。
先述の海坊主に続いて、今回は1話に登場した警官がハナを祭り会場へと導いてくれてテンション上がりました!おまけに車両止めてハナを先に進ませてくれて…!!
彼にも特別賞をあげたいです。
歌が流れ始めてからハナが懸命に走って合流し、一緒に踊り始めるまでの流れほんと好き!
そして
ようやく…ようやく よさこいが見られました!ええ、もちろん鳴子鳴らしまくりましたよ。
踊り、回想、なるのモノローグ…どこをとっても素晴らしい。最楽のよさこいシーンでした。
だから、映像を撮るために肩車して、浴衣さりぃ先生の太ももの感触を味わった海坊主も……許せ…ます!彼はあだ名のとおりスキンヘッドだから尚更その柔らかさを感じられたことでしょう……ちょっと髪剃ってくる!
楽しい楽しい時間の後、美しい花火を見ながらこれからについて話すなるたち。
あの頑張りと輝きを見ちゃったら両親もハナのワガママを聞かないわけにはいかないでしょうね。
{/netabare}
今回、音楽が最高でした。OPの代わりのアカペラや、いろはにほピアノver.
最後のEDが5人で歌うバージョンになっていたのも良かった!
{/netabare}
物語は最高潮の輝きを迎え、ひと段落つきましたが彼女たちの輝く日々はまだまだ続くようです。
ぜひ学園祭でのよさこいも見てみたい!ハナヤマタや、また。2期も待ってます(u_u)
♪Music♫〜
OPは長くなるので先に挿入歌を紹介したい。劇中でややがドラムとして参加していたガールズバンドの曲「コドクシグナル」
OPやEDの影に隠れがちだけど、これが何げに良曲!後ほど詳しく語るけど、等身大な気持ちが歌われていて実に切ない歌詞になっています。きっと共感する人も多いでしょう。
メンバーみんな緊張してたとはいえ、これを落としたオーディション関係者は無能です。
そ・し・て!
OP「花ハ踊レヤいろはにほ」/チームハナヤマタ
アニソン界にまた新たな名曲が生まれた…!!
この時に立ち会えた喜びを
皆さんいっしょに
パーっとパーっと咲かせましょ
スペダン、野崎くんと並んで
「踊り出したくなるくらいテンション上がる今期三大OP」の一角。
そして今期の、いや恐らくは今年のNO.1アニソン。
OPアニメーションと曲の親和性が素晴らしい!
Aメロの 江ノ電を背景に鮮やかな海が広がるシーンやBメロの「ひい、ふう、みい♪」でなるたちがぴょこぴょこぴょこと連続して現れるシーン。そしてサビ前のピアノの一音とともに皆がジャンプするシーンからの
サビとよさこいのハーモニー!
合いの手の(はい!)の部分でなるやハナのお茶目なシーンが描かれているのも可愛らしい。
少女たちの輝きを歌とアニメーションで見事に表現しています!
中でも個人的に好きなのは
アオハライドのレビューでも触れたけど「つぶやいてみた♪」のとこ。アニメーションと歌詞の連動好き!なるが実際に歌ってるのです。かわいいっ!ポエマーかわいい。
他にも
・夏アニメらしい爽快さ
・聴いてると楽しい気持ちになってくる曲自体の良さ
・アニメ→OPへの入りの巧みさ
…どこをとっても素晴らしい。
なにより物語に大きく関わっていることで曲に対する印象をより強いものにしています!
音楽を流すタイミングが絶妙に秀逸だったのも印象を強くした要因。
作中で使われていた8bitバージョンやピアノアレンジも素敵でした。
にしてもややが作詞したのに作詞:畑亜貴ってことは……畑さんはややだったのか?!ってことはややは実在する!!?あっ、てことはタミお姉ちゃんも!!?
……失礼、ただ夢を見たかったのです。
作中で
はねのける勢い→魔法のキー
に改稿されたが、ややの書いた原稿を見ると他にも訂正箇所がいくつか見られる。
例
Bメロの最後
一緒に走りたい新しい景色→一緒に数えたい新しい景色
サビの最後
乙女道は風まかせだと…
叫んでみたい→つぶやいてみた
2番のBメロ
明日がギラギラと→明日がピカピカと
また元の詩は確認できなかったが
2番サビ最後「君の気配を感じていたい 」の部分と
Cメロ
「気持ちが奏でる桜色ハーモニー」の「奏でる」の部分
も訂正され少女らしい可愛い歌詞になったようで、マチちゃんの乙女らしさがフル稼働した結果みたいです。ややの情熱的な歌詞も好きですけどね!
ろこどるもそうだったけど、みんなで作るってのが大切ですよ!
加入が遅かったマチちゃんもすっかりチームの一員だね。
ちなみにCメロも最後のサビに向けて盛り上げる素晴らしいもので、フルで聴いてもまっこと良い曲だった!
OPの1分30秒ver.が素晴らしくてフルだと残念、なんてことはないので一聴の価値アリです。私は百聴してますけど(。-_-。)
また今までの経験からして
{netabare}
実写PVとかやめたほうがいいんじゃ…と思ってたけど
見てみたらけっこう質が高かった。専門の方によるよさこい指導がされているようで踊りのシーンもキレがあって素晴らしく、見ていて楽しいものだった。本編のよさこいシーンだけでは物足りなさを感じた人にもオススメ!
それ以外のパートも
うわあ……とがっかりすることは無く、PVとして良い出来だったと思う。もともとの期待値がかなり低かったからかな?ハナの金髪はさすがに無理だったみたいだけど、みんな髪型を揃えてあってコスプレとして見てもなかなか完成度が高いんじゃないかと。制服姿もそこまで違和感強くなかったし
「最近はアイドル声優が増えて、顔のレベルが上がった」など言われていても、二次元キャラと隣同士な存在だしそれなら理想を描いたアニメキャラでいいじゃんよ?と思ってた。
でも
ハナヤマタのPVを見て
声優にのめり込む人が出てくるのも納得できるなあと思った。普通にかわいいよね。
特にややの中の人が可愛かった。
ややかわいいよかや
って言いたくなるのも納得!
こうして人は聴覚的にも視覚的にも声優ファンになっていくのですね。
{/netabare}
レビューの本筋はここまで(すでにだいぶズレてるかも?)だけど
せっかくなんでややの可愛さについても語っておこう!長くなるけど、やや・ツンデレ好きな方はどぞ(u_u)
【characteristic】
笹目ヤヤ
由比浜学園中学2年生の14歳。
血液型A型
身長158cm
体重48kg
誕生日:6月1日 双子座
好きな花:赤い薔薇
才色兼備な女の子。なるの幼馴染で親友。彼女のことをとても大切に思っている。
なるがよさこい部にかける想いを知り、徐々によさこい部へ関わっていく
{netabare}
なるもハナも可愛いし、上級生コンビも可愛い!あっ、もちろんさりぃちゃんも!
最近こういう系のアニメだと
皆可愛いよなーと等しく愛でていてた。けど
ややは別格だった。
最初は
おいおい、ここまで王道な感じのTHEツンデレ久々に観たぞ?と苦笑気味だった。
しかし、
回を重ねるごとにどんどんその可愛らしさに魅せられていった。
凪あす風に言うのなら
私は なるを好きなやや が好きなのです。
なるからかな?とケータイに飛びつく姿や、ハナと仲良くしてるのを見て嫉妬しちゃうところ、だけど素直になれないところ…なんとも愛らしいじゃないですか!
あっ、もちろん他のメンバーと絡んでるときのデレも最高に可愛らしかったです。ドヤ顔もいいけど、何よりもややは照れてる顔が可愛いのですよ!
最終話で 店の前を掃除をしながらも、踊りの練習をしてしまうややのシーンがありました。その瞬間にあの道を通って、踊ってる姿を見てしまったら彼女はきっと真っ赤になるでしょうね。ああ、愛らしい。
最萌えだったのは
なるがタミお姉ちゃんをべた褒めしてるのを聞いてからの
「私にはなんかないの?」とデレて尋ねるシーン。
ないの?ってとこの言い方が可愛すぎて心臓がきゅーっとなった。これは過去最高レベルに縮んだね、藤宮さんの笑顔にも負けない魅力だった!!
そのあとデレをごまかすように自分の長所をペラペラ喋るとこも可愛かったです。
うん、私がややに負けないほどチョロインの可能性もありますね。
ストーリーとしてはもちろん7話が非常に印象的で、観終わったときには思わず拍手してしまいました。もちろんヤヤファンの皆さんもしましたよね?笑
オーディションに落ち、バンドは解散に。メンバーは皆やりたいことを見つけ進んでいく中で、1人だけ取り残されたようなヤヤ…。
「ガールズ・アイデンティティ」というタイトルでしたが、性別に関係なく誰もが抱えうる悩みだと思いました。
先述の「コドクシグナル」という挿入歌、まさにこのヤヤ回の彼女の心境を現したような歌詞です。だから曲も好きになったのかも(笑)↓歌詞サイト
http://www.kasi-time.com/item-73259.html
ヤヤがこの歌のように孤独になってしまわなくて本当によかった…!!
彼女が「愛されるほどの人間じゃないかも」なんてことはあり得ない!
もし世界が否定しても、おれはヤヤを好きだと叫ぶよ。
まあ、その前に
なるとハナが叫んでくれましたが(笑)
赤い薔薇の花言葉は「I love you」
「情熱」などまさにヤヤに相応しい!かっこよく振舞っていても彼女は誰より情熱的で、周りの皆を大切に思っているのです。だけど、ツンデレだから…。
素直になれずに突き放しても、それでもそんな彼女を理解し、愛してくれる友だち…そして新たな情熱となるよさこい部。素敵で大切なヤヤの居場所です♪
最終話ではバンドの皆と和解できていて本当によかった(u_u)
ヤヤと私
{netabare}
このストーリー、そして
ヤヤには共感するところが多くありました。
私自身も見た目や振る舞いから
褒められたり、しっかりしていると思われることが多かった。
(そんな大した人間じゃない…でも、期待に応えなければ!)と必要以上にキャラを演じたり、アニオタであることを隠したり、弱さを見せないようにしたり…。
ヤヤのように、本当は空っぽだと思われるのが怖かったのかもしれない。
しかし、それはヤヤと同じく杞憂だった。
よさこい部の皆のように、私の周りは優しい世界で
そのままの自分を受け入れてくれる友だち、好きだと言ってくれる人に溢れていた。(でもアニオタでない人にアニメの話してもしょうがないので、深夜アニメ見てることは一部の人にしか言ってないけどね)
前からあった居場所が 本当の居場所になる感覚、それを経験したことのある私は屋上で絆が結ばれるシーンを見て感動しないはずがなかった…ヤヤを好きにならないはずがなかったのです!
{/netabare}
しっかり者ながらも素直になれないヤヤ。
典型的なツンデレキャラでありながらも
それは個性を出すための無意味なキャラづけではなく、その性格がゆえの悩み・葛藤が描かれており、ストーリー上でも重要な存在となっている(作詞や編曲もできるし♪)
つまり
ただ 記号としてのツンデレではなく、1人の少女として生きたツンデレである。そのことが彼女を「やや可愛いよやや」たらしめる魅力なのだ!
とはいえ、やはりツンデレという萌え界一有名な属性の持つ魅力はすごい!
今まで意識してなかったが、観たアニメからざっと思い返しただけでも
かがみん(らき☆すた)
ヒナギク(ハヤテのごとく!)
琴吹ななせ(文学少女シリーズ)
夏目(ひだまりスケッチ)
藤林杏(CLANNAD)
など
ツンデレキャラはそれぞれの作品内でも特に好きな登場人物だった。
「ツンデレ」
なかなか素直になれないけど
本当は健気で一途って…
そりゃ可愛いさ!ああ、可愛いに決まってる!!
All hail Tsundere!
ツンデレに幸あれ!!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
"Special Thanks”
笹目ヤヤ
奥野香耶
そして、こんな最果てまで読んでくれた方々。
そんなあなたなら投稿時間の意味もわかりますよね?
次はできたら来年の6/1に更新したいと思います。
{/netabare}