「六畳間の侵略者!?(TVアニメ動画)」

総合得点
75.2
感想・評価
1175
棚に入れた
7099
ランキング
833
★★★★☆ 3.6 (1175)
物語
3.4
作画
3.6
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.8

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ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラノベの美少女沢山ドタバタコメディー。安定感のある良作

主人公と大勢の美少女登場するライトノベルのドタバタコメディー。
ハーレムラプコメかと思いきや、ハーレム要素は意外に薄い感じ。
正にドタバタコメディー、各キャラしっかり魅力があり、中々面白かった。
特にゆりかが可愛かったです。
「ゆりか、ふぁいおー!」かわええ♪


{netabare}『物語』
原作未読。
当初はラノベにありがちなハーレムラブコメかな?
と思いきや、主流は六畳間を巡っての争奪戦からのドタバタコメディーであった。
地底人やら幽霊やら宇宙人魔法使い…それぞれ独自の理由で主人公の暮らす六畳間が戦略上の要衝として争奪戦!
1話からかなりの詰め込んだ設定と展開に、やや呆れ…いや、引き込まれた。
そこから争奪戦は激化…はせず、なし崩しで仲良くなったり、各キャラの持ち味生かしたストーリー展開に。
基本ドタバタコメディー色が強い一方、各ヒロインの危機があったりと適度なシリアスがあり、次第に主人公に惹かれるヒロインが増えて行く。
特に早苗とゆりかのエピソードが良かったです。
それでも過度なハーレムにはならず、終始和気藹藹とした雰囲気が本作の特長だろうか。
各ヒロイン個別のエピソードが皆甲乙付け難く、話のパターンもバリエーションがあって飽きさせない。

2期も匂わすラスト、これはいつか続きを見たい良作でした。

『作画』
十分以上に可愛い。ラノベらしい可愛さ。
バトルシーンも意外に熱い。
4.0か迷うところ。

『声優』
主人公・里見孝太郎役の中村悠一さんは流石の安定感、他ヒロイン勢は新人多かったが皆持ち味出していた。
特にゆりか役の大森日雅さんを評価。
ゆりかのオドオドとした気弱かつ天然なキャラを存分に発揮。
「ゆりか、ふぁいおー」等、かなり可愛かった。
技術的にはともかく、ハマリ役だったのは確か。かなり贔屓目に加点。

『音楽』
OP「好感Win-Win無条件」が主題を的確に表現した良主題歌。
出だしのドラムがカッコ良く、テンポ良くヒロイン達の心情を歌いあげる。
主題歌が的確な作品は良作多し。

『キャラ』
主人公・里見孝太郎のキャラクターが好感持てる。
ラノベハーレム主人公にありがちな朴念仁ではなく、主体的に自己主張しつつ、適度な関係を築いていける、バランスの取れた人柄を評価。
押しつけがましく無い、さりげない優しさ、恋愛面では桜庭先輩一筋なのも好印象。

ヒロイン勢は一見テンプレだが、各々例外なく魅力を発揮。
幽霊の妹キャラ早苗、ツンデレお姫様ティア、そして報われない薄幸の少女ゆりかが一番可愛かった。
天然、おバカ、実は縁の下の力持ち、でも報われない…健気で可愛い。
9話の会心の笑顔は、グッと萌えた!

抜きん出た魅力を持つキャラが居るワケでもないが、各キャラ安定した魅力があり、また主人公含めて「気配り・空気を読める」キャラ多いのも好印象。
早苗やキリハなど、言外にちゃんと思いやり、さり気ない気配りが出来ているシーンが多い。
全般的に安定した人格が、ドタバタコメディーをあまり不快にならずに楽しめる要因なのでは。

キャラ評価は4.5には至らないが、数値以上にキャラクターの魅力は高いと思ったです。{/netabare}

投稿 : 2014/10/01
閲覧 : 302
サンキュー:

20

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