雷撃隊 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
祝!ナスカ高速中型空母プラモデル発売!!
2199の新作が彗星帝国との戦闘だというので旧作2を振り返りたいと思います。基本「さらば」と同じ内容ですが松本零士氏が主導権を握りラストが異なっています。メインキャラは生存しヤマトも地球に帰還します。現役で見たわけではなく続編のソフトも出揃っていたので安心して見られました。しかしながら「良かったー、みんな死ななかったよ」とほっと胸を撫で下ろしたのも事実です。あの「さらば」の皆殺しエンドは最悪だと思うので。映画の公開期間だけではキャラ商品を捌けないというのが製作の理由らしいですが。
TV26話への移行なのでかなりボリュームアップしてますねー。ヤマトと彗星帝国軍の艦隊のバトルも増えてます。メカのバリエーションも増えてカッコイイぞ。TV2の見所はヤマトとアンドロメダが共闘するシーンですね。映画では噛ませ犬だったアンドロメダがヤマトと艦列を並べ共に艦隊旗艦として大活躍。このシーンは燃える。ヤマトは空母機動部隊を率いて側面攻撃、アンドロメダは戦艦部隊を率いて敵艦隊と正面衝突。2段構えの作戦だ。コスモタイガーの急降下爆撃機バージョンとの戦爆連合もイカス。航空戦艦伊勢、日向をモデルにした空母も登場。艦これやってる提督さん、本来軍艦とは鋼鉄の塊なんだぜい。
デスラーもまた生存。今回の彼は生きる意志の強さを魅絵せてくれます。敗北しても生き抜いてやれ、という意思は尊いですね。これ以後彼はヤマトと共闘したりピンチに駆けつけたりします。「私の心は君たちに近かった」はやはり名言。2199のデスラーはこちらのデスラーを見習うべし。あちらのデスラーって信念も愛国心も無くて魅力ないんだよなー。2199のデスラーしか知らない人が彼の人間性を誤解したままになってしまうのが残念。本当の彼は好敵手でサムライなんだぜ。「炎の中に、サムライを見た、デスラー、それはお前だった」という佐々木功の唄もあるんだぜい。まあ知ってる人は今となっては少ないだろうけど。
先日2199の規格で彗星帝国軍の高速中型空母がプラモデルで発売との情報を入手。ガミラスに続き彗星帝国軍の艦隊も現代の技術で立体化して欲しいものですねー。ミニサイズのデスバテーター攻撃機も良かったですよ。駆逐艦やミサイル艦なんかも立体化して欲しいな、絶対買うぜい。