Lovin さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作:ビィートレイン
監督:真下耕一
シリーズ構成:黒田洋介
キャラクタデザイン:大澤聡、芝美奈子、宮地聡子
制作:ビィートレイン
話数:2クール全26話
OP:「瞳の欠片」
by FictionJunction YUUKA
ED:「inside your heart」
by FictionJunction YUUKA
挿入歌1:「nowhere」
by FictionJunction YUUKA
挿入歌1:「I’m here」
by FictionJunction YUUKA
{/netabare}
■感想
TV放送を視聴。パスタを食べたがる話。
うろ覚えレビュー。
{netabare}MADLAXは 内戦(?)状態の国で、運び屋、護衛、殺人と、スリースピードからの依頼なら何でも引き受ける凄腕のエージェント。
どれ程の凄腕なのかと言うと、まず銃弾に当たらない。たとえ動きやすいとは言えないドレスであっても、その裾を優雅に翻しながら雨のように降り注ぐ銃弾を華麗に交わしつつ、二丁拳銃で中二臭いポージングのままトリガーに指を掛けるくらいだ。
そしてそういうガンアクションのシーンには必ず、梶浦由記作の「nowhere」が流れている。コレが世にも有名な「ヤンマーニ」だ。嘘か誠か知らないが、「ヤンマーニ男」なる伝説が存在するらしい。
物語は敏腕エージェントのMADLAXと、メイド付きのお嬢様マーガレットの時間が次第に交錯していき、前半はMADLAXの、後半はマーガレットの無双っぷりが冴える展開。
全26話と長かったこともあり、いや面白ければ長いとは思わないが・・・つまりはそういうことである。特にMADLAXの後半のヘタレ振りは、キャラデザに観始めた私にとっては残念だった。
「パスタ」については、第5~10話辺りでMADLAXが、「パスタが食べたい」を繰り返したことがあり、それが強く印象に残っているから引用したまでだ。どんだけパスタが食いたいのかと。
ガンアクションでは独特の世界観を築けていると思うが、消費される銃弾の数が気になる。MADLAXは基本リボルバーのような装弾数の少ない銃は使わないが、敵が放つマシンガンの弾薬に比べれば少ないほうだ(それでも放たれた殆どの銃弾は命中する)。戦時下とはいえ、敵が放つ段約数はエージェント一人に消費されるものではない。
音楽に関しては、流石は梶浦由記、といった評価できるものになっている。私は特に、OPのイントロが好きだった記憶がある。
この作品は、本編以外の話題が盛り上がり過ぎて、肝心のストーリーは余り覚えていない。前半の、ストーリーに余り進展の無い部分のMADOLAX無双を楽しむのが、後腐れがなくてよいかもしれない。{/netabare}
■蛇足{netabare}
MADLAXを検索しようとして、「ヤンマーニでリベリオン」という面白い検索ワードが出てきた。
詳細は知らないが、どうも「リベリオン」という映画のワンシーンに、
「ヤンマーニ」を当てた動画が出回っているらしい。
私も観てみたが、リベリオンなる映画のガンアクションは、まんま「ヤンマーニ」だった。
{/netabare}