しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
洗練された空気を吸い込み、紙と筆に語りかける時、彼らは頷き、私に応えてくれる。私にとって書道とは、自身をカタルシスへ誘う行為でもあるのだ・・・
久しぶりに全話通して外れのないTVアニメに出会えた。
作品の醸し出す雰囲気がツボったね。
東京に住む若き書道家の主人公(半田先生)が不祥事を起こし、父親から単身、長崎の五島列島に送られてしまう。
性格に難のある主人公が島の人々との交流を経て、人として、書道家として成長していく姿を描く。
半田先生に絡む島の人々は、小学1年生の琴石なるを中心に多くは子供達だけど、なるをはじめ皆良いキャラをしている。
声優もリアル小学生が起用されているから、多少下手でもいいかなと思ったら予想以上に上手かった。
土地柄方言を喋るけど、現地出身の山村美和役、古木のぞみが方言監修を担当しているだけに違和感はない。
(私は現地の言葉は知らないから仮に違っても解らないがw)
何より、なるが可愛い^ー^
1話の「ころころ〜」で私の心は鷲掴みw
私も年を取ったせいか、子供が可愛く描かれている物に弱くなったw
作画も要所要所は締めているし、音楽もOPの印象は普通だけどEDは素晴らしい。
ノスタルジックな感じが合っているし、この曲で終わる事に因って余韻に浸れる。
NoisyCellはラウドロックバンドだからこの曲はある意味異色だけどw
後、円盤が安いのもイイネ^ー^