高橋店長 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
うーん
まだ4話までしか観てないけど、いかにも女性向けの作品ですね。
友達のことだけ一週間で記憶がリセットされてしまうという設定については、もうそれが全てなのだから、無茶だ何だと言ってもしょうがない。最後は主人公が家族同様の価値を持つようになるから忘れないようになるとか、なんだかんだで記憶障害が治って良かったねっていう大団円を迎えるんでしょう。
ちょうど観終わった第4話は喧嘩して日記を無くしてという回でしたが、これがいかにも女性向けな話の持って行き方で疲れました。喧嘩と日記紛失であら大変という状況を作っておいて、主人公がすごーく頑張って日記を見つけて仲直りして良かったね、という流れ。
話の中でも女主人公が一言触れてるけど、自分のような野郎にとっては日記の見つかり方がどう贔屓目に観ても都合が良すぎる。河原に放っぽり出してしまった忘れ物を、紛失した当人でもない人間が必死に探したからといってヒントもなしに見つけらるわけがなかろうに。警察総出の遺体捜索でもあるまいし。
しかし女性向けの作品を色々観るに、女というものはこういう無茶が気にならないらしい。この場合、主人公が女主人公のためにすごーく頑張って必死になることが要であって、そこでとられる行動について合理性の有無は些末なことのようなのだ。何かを成し遂げるために最良の選択をし努力するのではなく、とにかく誰かのために必死に何かしたからうまくいく、というのが女性向け作品の常道だ。特殊な能力もない普通の高校生達という設定でありながら、問題解決がしばしばファンタジーになるというのは、女性向け作品で野郎がひっかかり易いポイントじゃなかろうかと思う。
まあ、そりゃねえよって展開で山あり谷あり、くっつき離れてを繰り返すのは女性向け作品では醍醐味の一つみたいになってるから、気にしたら負けだよね。
雨に濡れた日記帳はどんな状態だったんでしょうね。
女主人公は喧嘩した記憶も無いのに仲直りして、感情が揺れ動くものなんでしょうかね。
気になります。