おぬごん さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ひたすら陳腐
謎の少年2人が東京で連続テロを起こす話
1話の都庁爆破には不覚にもワクワクしてしまったのだが、
最初の都庁爆破が派手すぎたせいで2回目以降のテロが陳腐に感じてしまった
主人公たちが作中で提示する暗号めいたクイズも、無理ゲーと簡単すぎるものがほとんど
一応最後のテロは派手にやってくれたが…
また、主人公一味はテロリストにも関わらず「不殺の誓い」を立てている
大人の事情なのかもしれないが、陳腐極まりない
後に発覚する主人公たちの出生の秘密、横暴で冷酷な敵として登場する米国、
日本が秘密裏に開発していたもの…全て使い古された陳腐なものばかり
序盤のライバルである警察は、中心となる老刑事以外はスフィンクスの謎かけも知らない無能集団
中盤以降のライバルとして登場するハイブは好感の持てない非常に不快なキャラ
しかも散々話を引っ掻き回した挙句、何もせずに退場し、米軍が後片付けに奔走する始末
対警察編も微妙だったが、ハイブと米国が絡んでからは輪をかけてつまらなかった
「手段選ばないライバルと米国を悪役チックに描いときゃいいでしょ」みたいな雑さを感じた
そして序盤から登場するヒロインは、足を引っ張るだけで糞の役にも立たない、
典型的な「女がいる」という事実を提供するだけの邪魔なヒロイン
渡辺信一郎監督に、菅野よう子の音楽と聞いて期待してたのだが…う~む…