河井星矢 さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
めんまの存在証明をしなかった事についての主観
正直観賞してる時にその点について非常に気になった
なぜなのか?
以下、完全に個人の解釈です
{netabare}
まず、じんたんだが、大まかには、どうせ信じてもらえないとゆー考えと、証明してしまえば自分だけのものでなくなるような気がする、独り占めしたいという想いの葛藤があったからだと思う
1、いくら仲がよかろうが、事件の後、亀裂が入ってから数年連絡もとってないと思われる状態で、突然昔馴染みが「めんまの幽霊が現れた」と言っても、「ついに壊れたか」と思われて終了しても不思議ではない
2、めんまの事が好きだが、めんまはみんなが好きでみんなと仲良くしたい、話したい、遊びたいといっている、しかし現状見えるのも話せるのも自分だけ、ならいっそこのまま…と考えても個人的には違和感はない
「自分だけめんまが見えるのが正直嬉しかった」と言うセリフからも推察される
その上、めんまのお願いを叶えてしまえば消えてしまうかもしれない、という葛藤もある、みんなに証明してしまえばその可能性が上がるのは必然である
だからたまにめんまの存在を匂わすような言動をとっても、半信半疑の現状は理解しつつ、明らかに本気で証明するきがない描写だったのでは?と思っている
次にめんまだが、自分の存在がみんなを悲しくさせるという考えと、あとは多分じんたんに気を遣ったのではないかと思われる
1、「みんなを悲しくさせてると思った」とのセリフからここはもう間違いない
2、明らかにじんたんが本気で証明しようとしていない時点で、さすがにここは何か察したんではないかと思われる
女装シーンでじんたんがめんまの言葉を伝えるシーンでは、一度めんまの方を見て、めんまが小さく頷いたのをみてから伝えている描写から、上記の理由又は少なくとも何かしら示しあわせているのは感じられる
じんたんが「少しは自分の事も考えろよ」と怒鳴るシーンはもしかしたらこれも含めてのセリフだったのかもしれない
しかし、自分の中途半端な存在がさらにみんなに亀裂を入れてしまっている事を知り、じんたんのために、そしてみんなが仲良くしてほしいから、自らその存在を証明した
証明する直前の「ごめんね」と言うセリフからも推察される
{/netabare}
と、個人的に解釈しています
あくまで単なる主観なので合ってるかはわかりません
最初はかなり引っ掛かりましたが、個人的にはこう解釈して楽しめました