もあにめ♪ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
はじめは、よくあるテンプレートタイプだと思っていたのに、気がついたら、はまっているレベルに。
11話は、エリスさんが、かつてあこがれていた、けれど今となってはただのよくないプライドのかたまりに変わってしまった、そんなかわいそうなお姉さまのことでどこまでも思いつめていたときに、クレアさんがあえて、どなるような感じの声で、そんなエリス、わたしはいやだ、見たくない、らしくない、のように話しはじめたのです。ほんとうの声のトーンでした。12話で出てくるブレイドダンスのときのチームをどうするのかでも、どちらでもひどくなやんでいましたからね。しばらくしてから、エリスさんがそれにいいかえすと、クレアさんは、まだそれができるだけのつよさがあるじゃない、と口にして、エリスさんらしさをもっとひき出してあげたいと思ったのです。すばらしいメンタルサポートだと、わたしは思いました。こういうシチュエーションのときにマイナスのほうではなく、プラスのベクトルであえてどなってみるのもいいのかもしれませんね。
12話で、クレアさんたちがリズミカルなチームプレイでアタックをかけながらエリスさんのお姉さまをとりもどす、その動きがハードになっていくシーンは、なんとなくですが、超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION のシリアスなラストスパートを思い出させました。テンプレートアニメにしては、かなりスリリングな感じのバトルフォーメーションですね。
ほかにも、エンディングテーマで出てくる、空高くたたずんでいるふしぎなお城のこともようやく分かりますよ。