退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
いつの日かひとつになれるまで
ねこを通して人の物語を語るのではなく
チビねこ目線で物語がすすんでいきます。
幼い頃母の本棚にあった古い漫画。
その中でも、「綿の国星」はとりわけ情緒的で少女的で私は夢中になりました。
表現が素敵です。
小さなチビねこがみた、人、人、ねこ、空、道路、野原、世界。
チビねこの心に響いたものたちが、変換され表現する様は本当に少女そのもの。
涙がでるほどきれいな
夜の帳 闇 鮮やかな朝 夢 ぴかぴかの星 心。
私の胸に、深く届いてやまないのです。
沢山の、私の周りにある愛しいものたち。輝いては散って、繰り返して。
時々眩しすぎて目を閉じたり、そっと開いてみたり。
チビねこは目を閉じることなどせずに、世界のこと自分のこと、
色々なこと沢山のありのままを見て感じて、そのまんま受けとめます。
アニメでは挿入歌がよかったです。
いつの日かみんなひとつになれるまで
鳥は鳥に 人は人に それぞれの時