東玲二 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
本編かも知れないプロローグ
第四次聖杯戦争の話です。(1から3次は気にしなくていいです。)
第五次聖杯戦争は『Fate/stay night』になります。
聖杯戦争は7人の魔術師が7人のサーバントを召喚し互いに殺しあい、最後に生き残った魔術師とサーバントに聖杯が与えられる。
サーバントは別名で英霊とも呼ばれ、神話、伝説、英雄譚に出てくる人物(場合によっては神にも等しい存在もいる。)を具現化し使い魔する。
と、ざっくり概要としてはこんな感じ。
作品としては『Fate/stay night』が先で『Fate/Zero』が後ですが、時系列としては逆になります。
私は原作の『Fate/Zero』を読もうとしたけど設定の煩雑さに匙を投げ、『Fate/stay night』をPCでやってからになりました。
けど、アニメならそんな心配はないでしょう。
英霊たちが繰り出す斬撃、魔術師が放つ魔術、そして・・・。いずれも迫力ある作画で損はさせません。・・・まあ、殺し合いなので人が死んでいく様も結構エグかったりします。
ちなみに私事ですが、『虚淵玄』のファンで大体の作品には触れてきています。その作品を見るたびに人の本心が色濃く出るのが殺すこと、殺されることだと思わされます。その中に自分の正義と理想をどれだけ持つことができるのか。そんなことを各キャラクターに見ることができます。
誰に共感し、誰に反発するか。そんなことを思いながら見るのもいいかもしれません。
そして、これはあくまで『Fate/stay night』へのプロローグにすぎないことを付け加えておきます。
もし最後まで見たなら『Fate/stay night』を自動的に見ることになるでしょう。