くし さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
峠の走り屋達が繰り広げるドリフトバトル。恋愛劇もあって最高!
車好きなオジサン世代には興奮して止まない作品だ。絵は決して上手いとは言えないし手抜きのような作品だが、ストーリーに凄く引き込まれて手に汗握る物語になっている。このようなレース物はどうしても興奮するんだよね。同時代に同じ空気を呼吸した背景があるので終始熱く力が入った。
昔で言うと、漫画「750ライダー」と「サーキットの狼」を足して2で割って今どき風にしたような作品だ。
これは1期(全26話)だが、2期3期…劇場版、OVAと大作になっている。
また、登場人物が18〜20歳前後ということで、レース展開と平行に男女の微妙な恋愛劇もこの時代特有のリアルさで、私的には好みでとても面白い。
峠の走り屋達が繰り広げるバトルストーリー。
主人公の拓海は豆腐屋の息子で高校3年生。86トレノで豆腐を毎日配達していくうちに巧みな運転技術を自然に覚える。
拓海の86トレノは10年前の親父の古い車だが、親父も元走り屋で非力な86トレノを愛しチューニングしてきた。
その拓海に挑戦してくる走り屋は近隣チームのリーダー格で車は最新のRX-7やGTRといった86トレノと比べて遥かに優れた車だ。峠を下る走り屋達のドリフトバトルが始まる…。
限界ドリフトバトル!この走りは今どきのはやりなんだろうなぁ。実際アスファルトにドリフトって速いのか?経験上滑り出す一歩手前の走りのが速いと思うのだが、極めるときっと速いのだろう。(私も若い頃は「紀伊国屋(走り仲間集団)」で少しは走りを経験してきたがw)
熱い作品でとても面白く楽しめました。