「魔法科高校の劣等生(TVアニメ動画)」

総合得点
85.1
感想・評価
4581
棚に入れた
23530
ランキング
253
★★★★☆ 3.8 (4581)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.8

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MbsHL22207 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

視聴する時間があるなら別のことをすべきだ

視聴は時間の無駄である。
この作品からは何も伝わってこないし、原作者にはそもそも何かを伝えるつもりも主義・主張も無いのかもしれない。
あえて書くならば、小難しいことをやっている気になって自己陶酔しているように感じる。

どうしても視聴する必要性に迫られているのならば、酒を浴びるように飲んで頭を空っぽにするか全ての事象、ストーリー展開、キャラの思考・行動・社会情勢にツッコミを入れながらでしか視聴には耐えない。
まともな心理状態での視聴は不可能だ。拷問に近い。

SAOに代表される「俺TUEEEE」系が好みならば幾分酒の量を減らすことも可能だろうが、全話視聴を終えた時点で健康診断でNGを食らい検査入院行きは確実だろう。
または、常にボケ続けるこのアニメに対しツッコミ続ければストレスで胃潰瘍になりこれまた病院行きは確定だ。

頭を空っぽにして見れるハリウッド映画にも、「家族愛」という共通テーマがある。だがこれには何も無い。本当に何も無いのだ。
妹と主人公との関係は家族愛などでは無いと断言する。まともな感性の人間の感情では無く、ある意味変質者に近い。

では主人公最強系アニメとしてアルコール抜きで楽しむことはできないだろうか、と考えたことがあるがそれも無理だ。
水戸黄門に爺さんが自己投影して「ワシも若者はべらせたいぞ!」などと喜んで観るのは分かる。
子供が戦隊者に憧れて真似をするのも分かる。
だがこのアニメの主人公には感情移入も自己投影も憧れさえも抱くことは不可能なのだ。

主人公最強系アニメで視聴者が求めているのは自己投影できる「人間」であって、無感情で何を考えているのか分からない最強ロボットでは決して無いのである。
ターミネーターやゴジラなであればまだ現実世界に近い舞台でありリアリティがある。
しかし、作者が用意した時代と価値観と物理法則が支配する世界で自己投影もできないロボットみたいな人間がばったばったと薙ぎ払っているのを観ても何も楽しくないのである。

主人公の「設定」は重々承知しているがあまりにもアレだったので酷評させてもらった。

投稿 : 2014/09/24
閲覧 : 255
サンキュー:

11

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