熊一郎 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
うん、「また信長」なんだ。済まない(´・ω・`)
漫画原作(未読)。歴史もの。全10話。
現代に生きるチャラっぽい高校生サブローが戦国時代にタイムスリップし、病弱設定の信長と入れ替わり、信長として乱世を生き抜いていくお話。
今期の信長枠。このタイトルを見ても「ときめき」みたいなものは感じないでしょう(笑)フジテレビ的には今後放送する同名ドラマの宣伝的位置付けと思われる作品ですが、力が入っているのは伝わりました。特に声優陣が超といっていいほど豪華ですし、BGMにオーケストラ使うとかそうないですよね。
さて、肝心のお話ですが、純粋な歴史ものとして史実通りに進む部分と、サブロー達が入ることによるオリジナル部分とで構成されるわけですが、オリジナル部分は信長以外にも何人かの戦国武将にオリジナル設定がなされ、それなりに面白かったです。一方で史実部分はあまりにも忠実に進行するので、「この先どうなるのか?」というワクワク感がなく、「まんが日本の歴史」でも読んでいるような感覚でした。唯一残った興味はこの設定で「本能人の変」をどう描くのか?くらいでしょうか。
最後に気になったのですが、史実通りなら平手爺の諌死から比叡山焼き討ちまで20年くらい経ってるはずなんですが、、、サブロー君アラフォー?