たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
シャアの逆襲と言うが、、、
シャアはZガンダム時代一時は地球の人の考えを自分なりに理解しようと考えていたのだろう、だが地球の人間も宇宙の人間も分かり合えない者だと考えたのだろう、地球を壊滅させる程の物を地球に落とす。そして寒冷化させ宇宙の人の尊厳を維持する事を決意、実行する。
本質のシャア、私的な考えなのですが来る者は拒まずですが、実際に政治的な物にはシャアには向いていないと思う。それは私情がよく絡んでくる人柄からそう思う。そしてそう言う人間は実は淋しがりで、それを誤魔化す為に戦っている感じがしました。アムロに対しては憎しみより同じタイプの同族嫌悪で戦っていると思う。アムロもシャア同様他人を受け入れるが、本当の自分を見せていない感じがした。
10年近くライバルとしてお互いの立場を理解しているのはシャア、アムロはたぶん、シャアのする事には全てNOと考えるタイプに見える。
この作品でνガンダムが作られる。それらはアムロの元多々の研究成果と技術を詰め込んだ最後のアムロのガンダム。ニュータイプを確信にまでは思っていないが、自覚はあるので、ファンネルの装備などを詰め込んだ機体だが、
変わらないのは地球のトップに立つ人間達、そもそもこれが元凶なのだが
シャアは地球にたいしての諦めを持ったのが、この作品の始まりだと思います。
総帥となればおのずと、地球の階級の高い人間にも会うが、それらがシャアに余計にこのままでは駄目だと思わせたのだと思う。
人の心までは人間は踏む込めないが、ニュータイプはその少しが解る。その力のせいもシャアの攻撃姿勢を高めたのだと思う。
実際はシャアは最後の作戦の成功失敗は大した問題では無かったと思っていたのではないのかな?それ以降続く地球人側との体制を維持する為に無理をした感じに思えました。
アムロの最後の暴挙としか言えない行為に賛同し落下阻止に桑った敵味方のMSのパイロット達も今後の双方の事を思って命を落としたのではないでしょうか?最後のガンダムの放つ光は意識の共感の光に思えました。
最後に、ハサウェイ君は若すぎたから、クエスもそうだが、自分の道をまだ見つけていない状態で戦争に首を突っ込み失敗した感じがあると思う
人の後悔はなった後で来る物でそこへ行かなくちゃ解らない、そんな彼らには戦争は早すぎ、酷い物だとおもいました。