k-papa さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
TV放送当時では神アニメでしょうね。
今見ると随分荒く感じるこの作品もTV放送当時は
よく出来た作品でした。
確かに荒れた地表から発進する場面は素晴らしいシーンです。
波動砲を発射するシークエンスも興奮するぐらい
よく出来ています。
ハイパースペースドライブであるワープ航法は
海外のSFでは当たり前なのでどうってことないですが。
この日本人だけのありあえない世界感とか
宇宙人なんかは太平洋戦争の日本の戦いを彷彿させる
所謂ナショナリズムを高尚させるような話ですね。
ナショナリズムといえば、敵の宇宙人がドイツ軍ぽいのが
失笑してしまいます。
自国のナショナリズムを上手く利用したヒットラーもどきの
ガミラス。
彼の有能な軍人であるドメルはエルヴィン・ロンメルなんで
しょうね。
ロンメルはヒットラーの暗殺計画の参加したとの疑惑で
処刑されていますが。
話は脱線しましたが、ヤマトのプラモデルが結構売れましたね。
しかもベースとなった戦艦大和も売れていますね。
うーん、実際の大和って巨艦時代から空母主力時代での
時代遅れの異物だったのですけど。
この作品もかなり無理がありましたが、
結局は勢いで見る作品ですね。
ある意味合体ロボット物のそれと同類かも。
今こそ欲しいですね、放射能除去装置コスモクリーナA。