空色の猫 さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
結局のところ絶望先生が一番まとも。
風刺ネタアニメ。エッジは利いているし数も多いが、良い意味でも悪い意味でも重厚さはない。お笑いなので構わないとは思うけれど。
特筆すべきは、冗談みたいな名前の登場人物しか出てこないにも関わらず、キャラの立たせ方が非常に上手いこと、声優のキャステイングが嵌っていて、演技も見事なところである。
音楽は大槻ケンヂが余りに印象的。
なお神谷浩史・新谷良子によるアニラジ「さよなら絶望放送」は副産物的位置づけを超えた圧倒的存在感があった。ネタが被りそうなものだが、4年も続けたパーソナリティ・作家・スタッフ・メール職人は偉大。それに一人で対抗して漫画連載を続ける久米田康治の頭の中は最早どうなっているのか不思議ですらある。