takarock さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
3つのポイントとガガントス
本作は語るべくポイントが非常に明確で、概ね3つに絞られます。
なのでこの3つのポイントをできるだけ簡潔に述べたいと思います。
①「ソウルイーター」にまったく触れたことがない方でも楽しめます。
私もその一人です。何の問題もなく楽しめました。
②中心となるのはちょい百合の3人の関係。
主人公春鳥つぐみのパートナーになるのはめめちゃんとアーニャさんのどっち?
という三角関係です。決してドロドロしたものじゃございません。
この3人は寮の同部屋であり、3人のキャッキャウフフライフを
ニヤニヤと眺めて楽しむことが本作の肝となるところでしょう。
アーニャさんのふくれっ面が最高!!ぶひいいいいいいい!!!
この3人以外にもキム先輩とジャックリーン先輩の関係など
ニヤニヤポイントはたくさんありますw
個人的にはこの2人の関係をもっと観たかったですw
③シリアスシーン
特に最後の方はシリアスシーンメインです。
これには賛否両論あるでしょう。
ずっとキャッキャウフフだけでいいのにという意見もあると思いますが、
私は結構すんなりと受け入れていました。
そもそも「ソウルイーター」ってバトルものという印象があったので
特に違和感を感じることはなかったですし、
伏線も張ってあってなるほどと思いましたしね。
ただ、バトルシーンはちょっとしょっぱかったですねw
以上が本作のポイントだと思います。
最後に「ガガントス」にも触れておきたいと思います。
「ガガントス」は流行ったのか?と問われれば答えは「流行らなかった」ですが、
私はある意味成功したと思っています。
本作のレビューをざっと見渡した時に一体何人が「ガガントス」について
触れたと思いますか?
これは失敗だったと言われている「花咲くいろは」の「ホビロン」にも言えることですが、
レビューでこういったワードについて言及する人は非常に多いんですね。
本当に失敗した場合は誰も言及なんてしません。
誰の印象にも残らずひっそりと消えていきます。
つまりブレイクはしなかったけど爪痕はしっかりと残しているんですよね。
「ホビロン」と聞けばアニメファンなら「花咲くいろは」と連想するでしょうし、
「ガガントス」と聞けば少なくとも本作を視聴した人ならば本作を思い浮かべるでしょう。
本作を印象づける記号としての機能は十分に果たしていたと私は思いますよw
そもそもこういう印象的なワードを用いる趣旨っていうのはキャラ付けの意味合いが強く、
「流行ればもうけ」ってもんでしょうからねw
言ってしまえばただの一キャラのちょっとした癖みたいなものだと思いますから
本来そこまで注視する必要はないとも思いますが、
いつの間にかこのレビューでも最も多い文量で触れているのは
「ガガントス」についてというこれ不思議。。。ガガントス!!