ラドラ さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
4人が仲を深めていくのがよかった
舞台は東京だがヘルズゲートというのがあり、そこは一般の立ち入りが禁止され、さらに異能を持った人が暗躍するという世界設定でなおかつ異能の力を使うと対価という決められた行動をしなければいけません。
これらの情報が1話にて入ってくるので最初はこの世界に入っていけませんでしたが、見ているうちに少しずつわかってきて面白くなってきます。
数々出てくるキャラがいろいろな力を使い、どんな力なのか見ていくのも楽しいですが、それと同時にその能力の対価はなんなのか?という興味も出てくるので他の異能バトルアニメと比べるとそこが醍醐味なのかもしれません。
ただ、この対価という強迫観念にかられた行動は決して能力の強さに比例しているのではなく、明らかに強い能力なのにしょうもない対価があったりと
理不尽な気がしてなりませんでした。
また、能力の使用と対価の関係には基本的に制限がないようで、
対価という弱点にもなる要素を突きながら攻略していくシーンはなかったように思えます。
つまり相手が能力を使用したからといって一定時間以内に対価を支払う必要はなく、その対価の強迫観念にかられるだけで能力の連続使用はできるということです。これがせっかくの対価要素を少し面白くなくしている点だと思いました。
相手の能力・対価を知り、対価を支払わせずに能力を使えなくする。という展開があればと個人的に残念に思いましたね。
主人公の能力もあまり活かせてなく、能力バトルとしてはそこが地味でした。
前期OPは西川貴教で流石と言ったところでしたが、それより前期ED曲のツキアカリという曲がとても気に入りました。