にゃんちゅー さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
悪魔の執事が主人の記憶を取り戻そうとする話
19世紀末期イギリス、名門貴族ファントムハイヴ伯爵家の執事セバスチャン・ミカエリスは、日頃の執事としての業務は勿論、全てにおいて完璧。
幼い領主シエル・ファントムハイヴと共に裏家業である「女王の番犬」として動き、イギリスに違法の麻薬を持ち込むマフィアの始末など、女王(英国王家)のためにイギリスの裏社会の管理や汚れ仕事を請け負っていて、事件を解決したりしている。
シエルには幼い頃過去や因縁、3年前何者かに両親を惨殺され、狂気じみた団体へ売り飛ばされ、以降1ヶ月はその団体の黒ミサの生贄の一人として監禁され、地獄のような日々を送る。
自らが生贄となった際に召喚されたセバスチャンは、シエルが復讐を果たすまで彼の手足となり、彼を殺さず守り抜くという契約をかわし、団体から脱出した以降は彼を執事として仕えさせていて、傍にずっとついている。
シエルはアンジェラを倒したことで復讐を遂げ、契約通り魂を渡して死ぬはずだったが、アンジェラとの戦いの直後に、アロイスの弟を殺された復讐に為、クロードに魂を一時的に横取りさせセバスチャンの邪魔をした。
シエルは、復讐に関する記憶を失ったまま生存しているところで始まります。
クロードとは、トランシー家の執事を務める、アロイスと契約した蜘蛛の悪魔で、厚く信頼されており、愛情を抱かれていたが、自身はあくまで喰らう魂の1つとしか認識しておらず、セバスチャンが単なる契約者としての関係以上に執着しているシエルに興味が移る。
{netabare} そして、執事に愛情を求めるアロイスを見限り殺害し、魂を指輪に封じ込め
、シエルを洗脳してセバスチャンの代わりに自身を主と思い込ませる事に成功するが、執事業を完璧にこなせず奇行が過ぎる為毛嫌いされる。 {/netabare}
{netabare} トランシー家唯一のメイドで、魔剣レーヴァテインを体内に収納する「悪魔の剣を納める鞘」と呼ばれる悪魔のハンナは、クロードによって洗脳されたシエルの中のアロイスを覚醒させた。
ハンナと契約したアイロスは、シエルの魂を巡ってセバスチャンとクロードを決闘させる。 {/netabare}
{netabare} セバスチャンが勝つが、アロイスとの契約に従いシエルを悪魔に変えてしまう。
セバスチャンは「魂を食らうまで執事として従え」という命令と、バラ迷宮でシエルに「お前は永遠に僕の執事だ。」という命令に「イエス。」と答えてしまった為、悪魔になっても永遠にシエルの執事として仕える事になる。 {/netabare}
{netabare} 人間として生きられなくなったことで近縁の者に別れを告げ、セバスチャンと共に屋敷を去った。{/netabare}
{netabare} 結局セバスチャンとシエルは離れれないと言う終わり方で、綺麗に終わったし良かったです。 {/netabare}