クゴ さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
この終わり方で良い
下準備(歴史などの設定)は良いのに、展開が雑い。
原作を読んでませんから、純粋にアニメとしての評価をします。
見せたいシーンを繋げるために逆算しようとして失敗してるタイプですね、典型的に。
「鬱展開」とか安いから、何がしたいのか分からないし、思い付きで思想を二転三転させてるだけだし、深みが全く無い。
特にムカついたのが十二話。
そんな圧政を敷いても誰も付いてこないから。
そもそも単独行動し過ぎだから。
「お馬鹿……」っていうか本当に馬鹿だから。
というのが十二話までの感想。
最終話を観て「あっ、死が軽くなってる自覚あったんだ」ということで一部の点に関しては改めました。
作者の語彙力の無さは目立つのが残念だったので、原作者に悪い目で見られてもいいからブラッシュアップすればよかったのでは?と思わざるを得ない。
全体的に見て、悪い人間が生き残るという世の中の不文律を描いた作品だったらしい。
善い人間の上に悪い人間が立ち、悪い人間の上に更に悪い人間が立つ。
『悪の法則』に一番近いアニメになった気がする。