にゃんちゅー さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ある国々や民族など戦いの話
首都クリスタルへのモンゴール軍の奇襲により、中原の歴史ある国パロは滅亡の危機に瀕していた。
国王、王妃までもがモンゴール兵の手により殺害されるという状況の中、家臣はパロ王家に太古より伝わる古代機械(物質転送装置)を用いて、国王の長男にして王太子であるレムスと、その双子の姉リンダを友邦国アルゴスへ移送したが、古代機械の座標設定に狂いが生じ、2人はあろうことか敵勢力のまっただ中、モンゴール辺境にある魑魅魍魎の跋扈するルードの森へと転送されてしまった。
怯えて身を隠すしていたレムスとリンダを、モンゴール軍の小隊が発見し、絶体絶命の危機に追いつめられるが、突如現われた豹頭人身の異形の超戦士が小隊を全滅させ、双子は難を逃れる。
自分自身の名と「アウラ」「ランドック」という2語を除き、全ての記憶を失っていたこの豹頭の男グインは、戦いの後で倒れてしまうが、リンダの介護によって間もなく体力を取り戻す。
しかし、翌朝には一帯を支配するモンゴールの出城・スタフォロス城の軍勢に再び発見され、城主ヴァーノン伯爵により投獄される。
グインらは、隣の牢に収監されていた若き傭兵イシュトヴァーンと出逢う。
その夜、半獣半人の蛮族セム族がスタフォロス城に攻め入った混乱に乗じ、獄中でリンダと知り合ったセム族の娘スニを加えた4人は、スタフォロス城から眼下に流れる暗黒の河・ケス河へと身を投じて脱出に成功する。
そして翌朝、彼らより先に脱出に成功していたイシュトヴァーンが一行に加わり、レムスとリンダの、故国を目指す苦難の旅が始まる。
何度もモンゴール軍に追っておかけられ、色んな種族を交えて戦うがグインは強く賢いので勝利する。
{netabare} アニメでは出て来ないですが、グインは豹頭人身になっているが、ノスフェラスの星船やパロの古代機械に通ずる惑星外文明の中心地のひとつ、惑星ランドックの皇帝であったらしいです。 {/netabare}
世界最長と言われている位、原作は長いらしいですが、世界観がしっかりしていて面白い作品だと思います。