tao_hiro さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ああっ姫神様っ
<追記:2015/4/25>
祝!早見沙織アーティストデビュー!!
ってことで、応援のためのレビュー更新です。
この作品で早見さんは主人公の「鈴原 泉水子」を演じました。私は「物静かで内気な女の子役」というイメージを早見さんに持っているため、「極度の人見知りで引っ込み思案」という泉水子のキャラクターとベストマッチだったと思います。
さらに早見さんの特徴である透明感のある声が、不思議な力を持つ泉水子の神秘性を際立たせていたと思います。
この作品自体は、ちょっと残念なものとなってしまいましたが、「鈴原 泉水子 CV:早見沙織」というキャスティングは、他の早見さん演じるどのキャラクターにも負けないと思います。
もともと歌唱力には定評のある早見さんです。ソロアーティストとして、どのように活躍してくれるか期待しましょう!
◆デビューシングル情報
早見沙織デビューシングル
「やさしい希望」
★TVアニメ「赤髪の白雪姫」OPテーマ 収録
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角川文庫創刊65周年記念作品ってことなので
力作なのかなと思って視聴しました。
3話までは、とてもミステリアスで緊張感に
満ちた展開だったので期待は膨らみました。
ところが4話以降、主人公の泉水子ちゃんが
東京の謎めいた高校に入学してから、ガクッ
と失速します。
高校では2大勢力が世界遺産候補の座を争って
いました。「お、霊能バトルの始まりか」と
思っていたらあっさり優劣がついてしまいまし
た。
生徒会は「判定者」という謎めいた役割を持つ
組織らしいのですが、それらしい働きは全然し
ません。
泉水子ちゃんは「姫神」とよばれる強大な力を
持った神霊に憑依されるという能力を持ってい
るのですが、「普通の女の子でいたい」と思って
います。
ラストのドタバタで自分の能力を受け入れた様子
なのですが、いまいちはっきりしません。
泉水子ちゃんの幼なじみで守護する役割の深行くん
との交流も描かれますが、なにか中途半端でモヤモ
ヤします。
全体に「大きな構想を練っていたのだが、うまく
表現できなかった」≒企画倒れって感じがしました。
印象に残ったのは姫神様の容姿と立ち居振る舞いの
美しさです。これだけは素晴らしかったと思います。