みかみ(みみかき) さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:途中で断念した
四話まで見終えた:楽しめないでいる…
えらく好評なようなので、とりあえず途中まで見てみた。
とりあえず「あっかりーん」の意味はすこし理解した。
下記、見ながらの感想
■1話
・百合ものなの?
・とりあえず、OP、なんかかわいい女の子が四人でキャッキャウフフしてるわー。そういう系の話なのか。萌え日常系?
・しかし、中学1年生の話か。
・ランドセル…と私服…パンチラ…小学生…じゃなくて、中1でこれやられても、お子様感がでるな…。お子様感のある表現がある程度できてるのはいい感じ。正直あまりエロくないので安心。
・おっとー、姉が変態設定キター。兄好みたいな設定だな…
・すごい自己紹介きたなw いい掴みw
・お、なんか森の動きが妙にCGw
・茶道部の部室…だらだらするだけの部室…なんか、けいおんを突き詰めた設定だな…
・退屈な中学生活…。「中学生に夢みないほうがいいよー」とか、中学1年生がリアルで、虚勢張って言ってたりするのとかを聞いたりすると、ちょっとかわいくていいよね。
・この金髪少女は、オタなのか。
・けっこうダイレクトな百合だな…
・掛け軸がミラクるん…
・主人公の影がうすい話なのか…。そして、それを自己言及…
・自己言及系かー。
・一発目、そんなにウケなかった…。文脈の作り方によってはいいんだけど、はじめからネタ感のただよう感じじゃなくて、もう少し、ガチ感のある表現でこれやってくれたら、よかったな
・二発目、ネタ…うーん
・特徴がないのが特徴…SketDanceもそうだけど、こういう主人公ちょっと増えてきたな
・生徒会キャラが二人登場か。
・そしてここで終了…。むぅ。オチが弱い系か…
・これ、楽しめるかな自分…不安だ…。らき☆すたの二の舞になりそうな不安
■二話、三話終了
・・・やはり、だめだ。面白さがわからないままのガマン大会状態。
なんだろう、けいおん、みなみけ、は大丈夫でらきすた、がだめだという状態がそのまま・・・
けいおんは、人物の感情が動いている、という感覚がちゃんと伝わってくるんだけれども、らきすたとか、これは、人物の感情が伝わってくる感じがしない・・・。感情ののってない、テンプレート言葉をしゃべる人形だという気分でしかみられない。
もちろん、これに感情を感じることのできる、わたしなどよりも、アニメ的にゆたかな感受性のある人が多いから、ウけているということなのだと思うが、何をしゃべっていてもそこで何も起こっていないように見える。
実際、けいおん、でもたいした事件は何もおこらないのだけれども(だからこそ、けいおんをみていて苦痛という人も世の中にたくさんいるわけだけれども)、けいおんでは、事件はなくても、細かな感情のやりとりがそこにおこっているのだということは、感得可能。
これは、どういう言葉や、ふるまいの描写に「人間」のリアリティを見て取ることが可能か、という視聴者と、作品の間のマッチングの問題なんだろうな…
あと、なんだろう。
けいおんは、軽音部。みなみけ、は家庭のあるあるネタあたりが、人格表現の把握の経路として機能しえていたのだけれども、
らきすた、ゆるゆり、になると、彼女らのコミュニケーションの中心になるものが見事に何もない。この、中心が見事になにもない、状況のなかでキャラ描写だけを延々と繰り返していく、という形式がわたしは苦手なのかもしれない。なんか、把握のとっかかりになる軸、が個人的にはないときびしい。
■4
やっぱりむりだった。
◆追記 to : ぶっかーけさん向け
>「けいおん」はやっぱ皆観てるんだなと。重複率80%近いし
そういう時は、数字の標準化をしてやるとよいですよ。
( 元の数字 - 平均 ) / 標準偏差 = 標準化された数字
という計算式で出せます。
ただ、この標準化された数字って、って言ってもピンとこないでしょうから、標準化された数字に ×10して、+50してやると、よく使い慣れた数字である「偏差値」になります。
ということで、偏差値に変換すると、
重複数 全体レビュー数
けいおん 63.27 63.35
けいおん[二期] 57.62 57.42
らきすた 46.33 46.03
咲 42.80 43.83
咲[二期] 39.98 39.37
となり、あにこれの全体傾向とほぼ限りなく一致してますね。
なので、重複作品に、これといった傾向は「ない」というのが結論になりそうですが、それはそれで興味深い結果かという気がします。つまり、「ゆるゆり」はあにこれの全体傾向と比較した時、特異点となるような特徴をほとんどもっていない可能性がある。(検定したら、もうちょっと明確に数字的に言えるかもしれません)
あと、平均点も露骨に違うので、これも、全体平均との差を確認すると面白いかもしれません。
特定の60名が、「どのアニメでも好意的な評価をする人」ではなく、「いわゆる日常系アニメだと」とりわけ好評価になりやすい傾向の人々である、ということが言えそうであれば、面白そうです。
それと、こういうタイプの分析だと、大量にデータ取得出来て、高度な統計解析ソフトを使える場合は、コレスポンデンス分析とかやることもありますね。