どらむろ さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
難しいストーリーは分からん。でも理屈抜きに感銘を受けたです!
言わずと知れた不朽の名作にしてアニメ史上エポックメイキング作品の一角。
既に大勢のファンが語り尽くしていて、今更私如きが語れる事が少ないので、まともなレビューではなく、個人的な思い出話に基づくベタ褒めになってしまった。
※以下雑文駄文で、まともなレビューではありません、すいません。
{netabare}『物語』
語ろうと思えば何千何万字あっても足りないので、詳細は語らず。
放送当時1995年、私はリアルタイム放送時は、全く注目してませんでした。
後に(何か凄い話題らしいな?ビデオレンタルで観てみるか~)と視聴して第1話から(っっっっ!!?なんだこのロボットアニメは観た事無いぞ!)と驚愕した記憶があります。
当時私のロボットアニメ観は機動戦士ガンダム以降がスタンダードだと思ってたので、ガンダムとは全然違う!と思った。
ワケの分からん使徒とかいう謎の敵が攻めてくる→エヴァとかいう謎のロボット(正確にはロボットじゃないらしいと後で知った)に少年少女が乗って迎撃する展開。
この基本プロットはガンダム以前のマジンガーZ以来の古典的な展開だと当時は気付かなかった。
ストーリーの難解さは正直未だに分かっていない。
ただ、何となくではあるが、引き込まれるモノを感じた。
ストーリーの難解な部分は正直、さほど興味が無い。
本作を凄いと思ったのは、ロボットアニメとしての迫力とカッコ良さ、ミリタリー物としての緊迫感、心に傷を負ったキャラ同士のドラマ等々。
ここら辺の実感は理屈じゃない。
理屈抜きに、画面に釘付けにされるように見入ってしまう引力があって、それは何度繰り返し視聴しても視聴時のテンションが落ちない。
故に自分にとって、やはり特筆すべき名作なのだと思った。
ラストは謎を投げっぱなし等で完成度は高く無いかも知れないが、アニメは面白ければそれで良し。
エヴァよりも良作は沢山あるけれど…
エヴァより「面白い」アニメとなると滅多に無いのです。
非常におざなりな感想ですみません!
投げっぱなしラストをもって、0.5点減点しました。
『作画』
現在からみるとやはり古い部分も。だが十分過ぎる程良い。
レイとアスカは今見てもやはり可愛い。
エヴァ暴走のシーン等、当時、そして今でも(すげええええっ!)と思う。
アニメの魅力は絵の綺麗さだけじゃない。
絵や動画の巧さでは測れない圧倒的な迫力は、今尚これを上回る作品は少ないだろう。
『声優』
シンジの緒方恵美さん、レイの林原めぐみさんは他に代わりが考えられない圧倒的ハマリ役。
声優陣全員がエヴァのキャラクターとして代わりが想像できないレベル。
『音楽』
OP「残酷な天使のテーゼ」はアニソン史上でも屈指の名曲の一角だろう。
BGMも使徒との交戦シーン等で心臓が爆発しそうなる程の興奮を感じる程に迫力があった。
音楽面でも名作足り得ると思う。
『キャラ』
シンジはロボットアニメの常識を覆した画期的な主人公。
ウジウジしていても何故か許せる気がするのは、無理も無いと思える説得力があるからだと思う。
本人は全力で頑張っているので、彼を非難する資格のある視聴者など滅多に居まい?
レイは後に彼女に影響されたキャラクター達のプロトタイプになる等、後世に与えた影響は絶大。
正直、アスカが一番可愛かったです。
当時は萌えという感情は知らなかったのだが…。
指令コンビも事情を知れば知る程に魅力を感じる等、好きなキャラとは言えなくとも、非常に忘れ難い名キャラクター達だった。{/netabare}