ローズ さんの感想・評価
3.3
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
天災は忘れた頃にやってくる
父親に勘当されて人工学園島の学校へ転校してくるようになった八真重護(やま じゅうご)。
安アパートに住む事となったのであったが、そこには幽霊の龍ヶ嬢七々々(りゅうがじょう ななな)がいて奇妙な同居生活が始まるのであった。
島のあちこちに隠されている七々々コレクション。
何故、島のあちこちに隠したのでしょうか。
お宝をまとめておくのには危険性があるのは理解できますが、それにしてもお宝1つに対して わざわざトラップのある部屋を用意するなんて……
普通に考えたら七々々1人でコレクションを隠す部屋を作るのは不可能です。
話の根本を疑ってしまったら元も子もないのですが^^;
作中で一番魅力的だと自分が思ったのは、自称 名探偵・壱級天災(いっきゅう てんさい)。
持ち前の推理力で七々々コレクションの所在や暗号の解き方をドヤ顔で説明します。
本作品の主人公が天災のほうが面白くなったと思えるのは自分だけでしょうか。
はじめは普通の人だと思われた重護には「祭」という盗賊集団に関わりがあります。
後から設定を加えるのは反則だと思うのですが……
少なくとも始めの段階で「祭」の関係者だという事を視聴者に知らせてもらいたかったです。
冒険活劇としては満足できる内容でしたが、主人公とヒロインの事を再考してもらいたかったです。
重護には活躍する場面はあります。
ただし、幽霊ではありますがメインヒロインの七々々が引き篭もりでプリンを食べながらゲーム三昧……
少し魅力に欠けますね。
七々々コレクションの内容など秘密にしなければいけない事は分かっていますが、それにしても後付け設定が多い作品です。
おススメできるかどうかは微妙かな^^;