disaruto さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
私の歌を聴けええええ~!!
制作はサテライトのオリジナルアニメです。
ジャンルはSFロボット・恋愛です。
「機動戦士ガンダム」と双璧をなす、ご長寿シリーズ。
西暦2059年、超長距離移民船団「マクロス・フロンティア」が舞台。
絶大な人気を誇るアイドルシンガー、シェリル・ノーム。
彼女に憧れる少女、ランカ・リー。
パイロット養成コースの高校生、早乙女アルト。
シェリルのコンサートをきっかけに、三人は巡り会う。
「マクロス」と言えば「歌」「メカ」「三角関係」で有名ですね。
その中で「マクロスF」を視聴したきっかけは、単純に「ライオン」「ノーザンクロス」「星間飛行」が聞きたかったから。
本編視聴前からお気に入りの曲でしたので、どういう風に使われているのか確認する意味も含めて視聴開始。
「歌」に関しては最高評価。
印象的な曲が多いですね。
OP、ED、挿入歌。
全てにおいて抜かりがありません。
特殊EDなども多くあって、大変凝っていました。
演出力も相まって素晴らしい出来。
付随してCG技術の高さにビックリ。
ホント綺麗で動く動くw
サテライト作品は他に「ノエイン」「モーレツ宇宙海賊」等を視聴していますが、CGが綺麗ですねえ。
まあ、動きすぎて目が疲れるっていう弊害が発生しますがw
老眼防止のためにも、ぜひ映像を追ってみてくださいw
正直なところ、本作をストーリーで評価するとそこまで素晴らしい出来かは疑問であります。
伏線回収とかほぼしてないし、よく分からんことが多いし、結構な超展開もあるし。
人間ドラマに関しても少々やりすぎなところがあり、見せたいものがぼけている感もあります。
主人公組の感情の機微がイマイチ掴みとれないところも。
そんな中、本作が有名かつファンが多い理由は最終回にあるのではないでしょうか。
神回とかはあまり言いたくないですが、もしそれがあるならば、本作の最終回は間違いなくそれだと思います。
超・劇場版クオリティーの作画に、怒涛の挿入歌攻め。
熱い展開も相まって、脳汁出まくり。
映像と歌が脳内でミキサー状態w
不思議な満足感に包まれる、素晴らしい最終回でした。
最終回だけだったら手放しで評価できるんですけどねえw
{netabare}それにしても、アルト君が最後までどっちつかずだったのはちょっとまずいような気もする。
どうも本作はシェリルENDらしいですが、私にはそうは見えないw{/netabare}
総括して、とにかく最終回が凄いですw
全体的にはちょっと退屈な面もありましたが、これが見れただけでも本作を見た価値が私にはありました。