葉都 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
惹きこまれるストーリー展開
幕府の命令により伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」の作った12本の刀を集めるため、主人公の七花とヒロインのとがめが旅をするという物語です。
ストーリーは1話1時間の12話構成で、1話1話は非常にまとまりが良くさくさく見ることができます。主人公とヒロインは恋仲のような主従のような刀と鞘のような何とも言えない距離感で、会話はほのぼのしていて癒されます。
そんなラブコメディのような一面を持ちつつも、戦いにおいては容赦がありません。刀を奪うために相手の剣士の命を奪うことも多いです。その戦いぶりが世界観をよりリアルなものにしているように感じました。
全体を通してみると、ずっと島で家族以外と関わることなく修行ばかりをしていた七花がとがめとの旅を通じて人間として成長するというのが主題かな?と思います。
七花もとがめも魅力的で個性的なキャラクターなので、見ていてとても愛しくなります。ただ、そのせいで最終回は涙なしでは見られないかもしれません。