Etzali さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ただ生きるな、活きよ!たとえ、堕ちようとも…
(2014.8/30)
原作は未読ですが、ベルセルクという名前だけは聞いた事はあり今年に入って、映画も上映されたので観てみることに…
まず初っ端から、これぞダークファンタジー!というような暗い中にも一筋の光を追い求める感じだったのでベルセルクの世界観になんなく引き込まれました^^
OPの映像と曲もこれからガッツが歩むべき道が示されているようで、まさに黄金時代編といった感じでしょうか。(ひな菊が燃えていく所やOPで最初に映るガッツの右半身だけ焼けている映像が1話に繋がるのだと思うと素晴らしいです!)
一転してEDは、これまでガッツの歩んできた道のりに居た大切な人々が古びた肖像画のように描かれているので、きっとガッツが生き永らえていられる理由の1つなのかなと…1番の理由は言うまでもないですね
BGMは、かの有名な平沢進さんが担当。独特の楽曲が生み出す世界観がベルセルクに合っているのでこれもまた何とも言えない程好い。なんて書いてますが『妄想代理人』のOP曲しか知らなかったですww
ですが、この作品でファンになりそう。
ストーリーは序盤は同じような事の繰り返し(敵を倒して名を挙げる)だったので面白みには欠けますが、ただ面白みと言っても戦闘シーンだけ観た話であって人間模様はしっかりと描かれているので飽きるというよりは、むしろこれからどういう風になるのか!?などの期待感が大きかったです。まぁ、魔の者(ゾッド)が急に出てきたのは少し驚きましたが^^;
最終話を観てからもう一度、1話を観るとガッツの置かれている状況が少しだけですが分かった気がします。
1997年の作品なのでTVアニメでの続編は難しいかもしれませんが、TVがダメなら劇場版で黄金時代編以降も造ってほしいですね。
では、もう1周観ることにします(^^ゞ