D.D さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
評価が高いので視聴しましたが・・・・
全13話がめちゃめちゃ長く感じました。
物凄く間延びしているというかダラダラしているというかテンポが悪いと言うか・・・。
あらすじ等で主人公が絵本作家を目指していると言う事を知らずに観始めると唐突に独り語りが始まり、主人公が中二病なのかと勘違いしてしまいます。
お話的には三角?四角?関係に周りが混ざってと言った感じの恋愛物がメインのように感じましたが、真実の涙が主題らしいと言う事を視聴後にWikiで知りました。
道理で作中涙を流すシーンを無駄にピックアップしているような演出だなーと思っていたわけですが、残念ながら個人的には特に心を震わされる様な事は無く、「お涙頂戴ものなのかなぁ?それにしても古典的だなぁ」などと思いつつ視聴してしまっていました。
そうした知識を持ってから視聴していたならばもう少し観方も違っていたかもしれませんが・・・。
恋愛ものでよくある、主人公をめぐる関係図等も2話まで観れば把握でき、そのまま予測を裏切ることも驚きもないまま終わっちゃい、こうした作品によくあるドキワクイラ感がほぼありませんでした。
無駄に静止画が入りまくったりとかなり古典的な印象です。
構成と演出が悪すぎるんじゃないのかと思わざるを得ませんね。
{netabare}
とりあえず諸悪の根源であり、話をややこしくさせたのは間違いなく主人公の母ですよね。
それをネタに話を広げるにしても、あまりにも当事者家族である父と主人公が傍観者すぎるのではと思わざるを得ませんでしたね。
{/netabare}
個人的には評価とは裏腹に観終えるのにかなり苦労した作品でした。
結局何処に焦点を当てていたのか当てたかったのかよく解らない半端な印象しか残ってませんね。
ストーリー物で1話目で惹き込まれない作品は私には向かないのかもしれません。