uppo さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
基本的にはとても面白かったが
12話のEDいらんでしょ。
これなければもうちょい何かやれてたんじゃないかな。
後、最後かなり駆け足気味だったな。
後、1、2話あった方が良かったのかな。
この主人公が今生きてれば60前半か。
歴史はあんまり詳しくないが、1966年+佐世保で、佐世保大空襲から21年経って爪痕とかはないのかなとか思いながら見てた。あんまり知らなかったんですが、原爆投下されたのが長崎市で、佐世保はあまり被害が無かったみたいですね。
距離としては長崎市と佐世保市は50km離れてるみたいだね。
戦争の跡が見えたのは佐世保基地?があるからかアメリカ海軍がうろうろしてる事位か?
後、4話の千太郎のばあちゃんのあの「敵ん国の男に・・・」のセリフから始まった違和感。
主人公達の年代が戦後生まれとはいえ、家族が戦争で亡くなった人がいるんじゃないかと思った。
その敵国だったアメリカの音楽であるジャズを7話の文化祭で演奏して生徒に大好評だったという事。
アメリカを恨んでる人って一人もいなかったのかなと思っちゃったんだよね。
今、聴けば素晴らしい音楽だったってなるんだけどね。
時代の流れでこの年代にはアメリカに敵意識を持つ人は全く無く、音楽に国境はないからと言ってしまえばそれまで何だが。
佐世保大空襲、近くの長崎市での原爆投下で多くの方が犠牲になって、たった20年で人の心の傷って癒えるものなのかなと思っちゃったりした。
こういう事ばかりはこの時、この場所に生きていた人に聴いてみないと何とも言えないところがあるのかもしれないが・・・。
そんな感じで序盤は歴史的背景ばっかり気にしまってちょっと集中して見れなかったりした。
そういう深い所まで考えなければ素晴らしい作品でした。
最後駆け足だったのだけが、もったいない。