かりあげ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
演出がよかった
最初見た印象としては、キャラ設定とか大枠の部分はラノベの王道というか。まあ一言で言うとそんなやついねーだろ的な感じだった。
結構感情がむき出しになる場面がある作品で、自分はそこが面白かったりするのだけれど、今の世代の人たちは感情に対して冷めてる部分があるので共感できるかどうかは微妙かも。。。って思ったりして
ただ、一番良かったのは演出でしたね。
中でも印象に残ったのはクリスマス回かなと。
大河が竜司を追いかけようと裸足で玄関を飛び出したけど、間に合わずに大河が大泣きするシーンで、そのときの大河の裸足の1カットがとてもいい!
我慢して慣れないヒールを履いていて赤くなっている裸足が、竜司の前で我慢していた大河の気持ちを如実に表していてとても興味深かった(まあ2秒くらいのシーンだけど)
長井監督ってあの花のときもそうだったんですが、細かいところに演出を散りばめてたりするので、同じ作品を何回か見てみるのも新たな発見があったりして面白いですね。
・・・って思ってあの花の映画みたらうんこだったw