にゃんちゅー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
江戸時代後期の『南総里見八犬伝』がモチーフになった話で2期
江戸時代後期に曲亭馬琴(滝沢馬琴)によって著わされた大長編読本『南総里見八犬伝』がモチーフになった話
昔、暗黒時代をもたらした玉梓を倒すため伏姫と共に戦った8人の若者が命を落とした。
悪霊となった玉梓の魂を身のうちに封じた伏姫もまた、自らに刃で突き立てた。
その瞬間来世へと8つの玉が飛びちって、伏姫は願いを込めた『いつかまたあの8人が集う来世があれば私はその時蘇り、あの者達の願いを叶えよう』と…
時が過ぎ、ある若者8人が何らかで死にかけて生き返った際に特殊な能力が備わった。
主人公信乃が死にかけていた時に里見莉芳が助け、その恩を返すために命じられた8つの玉探しをする事に。
幼なじみで信乃にとって大事な荘介は魂が半分の為、もう一人の荘介の魂を持った蒼に自分を1つにしようとされて命が危うくなり、それを信乃が助けようとする。
信乃が荘介の事を思いじっとしていられない所とか、荘介も信乃の事を大事に思っている部分など見ていて面白かったです。
{netabare} 一応8つの玉が揃い玉梓のせいなどで、また7つになってしまったり、信乃の母親や里見莉芳との関係や、荘介と蒼などまだまだ話は続きそうです。{/netabare}
アニメとしては終わりみたいですが、結構面白かったので、機会があれば原作を読みたいと思います。