たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
これマクロスではピカイチかも!
初代マクロス・マクロス7に続き2クールでは有りましたが、
マクロスフロンティアはテレビシリーズでは欠点らしい物が少なく思えました。それは、サクセスストリーのランカ・リーとすでに、銀河の歌姫とまで呼ばれていたシェリル・ノームの2人の物語の完成度とメカデザインの凄さ
これらは、前マクロスシリーズを凌駕していると言っても過言ではないと思います。特にシェリル・ノームの歌手としてのプライドと使命感には少し感動しました。戦闘の方は謎の多い事が後半の部分にまで理解しにくいので、それは、少し人間性を出さなすぎたのかも、野心家の大統領補佐官が悪役ってのは、すぐに解るのだが何かちょろちょろしている感じで悪役には物足りず、シェリル・ノームのマネージャー・グレイス・オコナーは悪役だけど、少しインパクトが薄かった気がします。
でも、主人公・早乙女アルトは何か少し今までの主人公とは違い、女性の気持ちをすごく理解して良い感じに思えました。
私は、シェリル派なので彼女死んでもアルトと自分の歌の為に歌う覚悟に感動しました。この作品でもマクロス流三角関係が存在したのかもしれないけど、シェリルが歌う時はいつも誰かの為、それは、ファン、アルト、戦闘場面は色々あるが、いつも全身全霊の歌に思え、ぽっと出のランカの歌への覚悟と比べると、やはりシェリルの方が上に思えました。最後の最後はランカに叩かれ、たちあがれたが、そこまで追い込んだのは誰じゃ~~って思いました。普通に手を伸ばすだけで良いじゃん、と思いましたが、まあ作品前半で逆の立場もあったので、いいかな、、しかたなく許すけどw
後、やはりアルトのおやまのシーンを見たかったですね。それをみたランカとシェリルの反応とか(笑)
テレビシリーズではメカデザインが強化されたのは良いが、スピード感がピカイチだったのかも知れない。あのスピード感は今までなかったので、
このシリーズ程、2クールで終わらせるのがもったいない気がしましたね。
作品は映画版の続きですね。ミンメイの「愛おぼえていますか」が流れていたし、よく見ると、ミンメイ、ファイヤーボンバーの表示がされるシーンもありました。気がつけたかな?(笑)
でもマクロスシリーズの一番出来のよかったテレビシリーズはこのマクロスF
だと私は思います。ぜひ見てください。