たんぽぽの花 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
続編ですね。マクロス・覚えていますか?(笑)
初代マクロスから、30年少し経った話ですね。
最初、違和感がいくつもありました。まず、コミリアじゃなく、ミレーヌ・ジーナス?マックスとミリアは確かテレビではとおもいきや、なんとミリアは7人も子供を産んでました。(笑)でも若々しく描かれており、少し教育ママ的になっているものの、マクロスシティの100万人の市長をしております。(なんか、さすが~~!って感じがしますね)
マックス事マクシミリアン・ジーナスはマクロスシティとドッキングしている攻撃空母マクロス7の艦長になっていました。
これは、私的な意見ですが、「愛おぼえています?」が映画で大ヒットしたので、続編は良いのですが、完全なオリジナルにするか、登場人物は前作の人間を沢山出して欲しいですね。
みどころは、リンミンメイは伝説になっている事、消息不明、テレビシリーズの内容では移民長距離マクロス1番艦に早瀬が艦長に選ばれて、載せてくれと頼んでいたので、1番艦に乗った可能性が高いが、作中ではそういった話は全然出てきませんでした。
作品は主人公がロックバンドのボーカル熱気バサラと、ミレーヌ、レイ、ビヒーダのファイヤーボンバーのサクセスストリー。
戦闘にバルキリーで出ては戦闘の邪魔をしながら歌うバサラ、当初これは誰が見ても愚行としかとらわれていなかったが、段々命懸けで歌うバサラに感銘し、ファンも増えていく、そして新たなる敵はスピリチア(生命力)を奪うのだが、なぜかバサラの歌を聴く事で被害者の回復が見られ、的にはダメージを負わせる事が判明、一気に軍から協力のもとサウンドフォースとして
協力体制ができる、、が、バサラの心に歌への想いの違いが有り
一時、バサラはバンドから離れる。
作品コメントはこれぐらいで、あとは見てください。
おもしろいです。さすがに!
ただし、これはテレビ未放送で、最強女艦隊と戦う話が有ります。
ここで、矛盾が出てしまうのが、残念、ミンメイアタックとして、「愛おぼえています?」と使うのだが、これは映画でしか流れなかった曲で、映画では
ミリアはバルキリーに載っていない事になっている。まあ、細かいことだが、こう言う些細なミスを犯すのは、残念です。まあ。ミリアはバルキリーの教官をしていた事になっているので、OKって事にしますか?(笑)
作画はやはり映画には少し落ちた感じがどうしても感じてしまいます。
当時のステルスがモデルになった機体を登場させたのは良いのですが、その機体がメインではないので、少し意味無しのような気がしました。
アニメはどうしても前作を上回りたいと思うので、色々な工夫は見れるのですが、映画の「愛おぼえています?」の完成度が高かったのが、ハードルを上げた感じがします。
メカニックな機体はマクロスが革命を起こしたので、これを更に超えるのもまた難しいと思いました。でもストリーの流れなどは、よく続きを見たくなる作品では有ります。別にマクロス7がつまらない訳ではないので誤解しないでください。この作品の良さはマクロスとは別の所に有るので、それを感じてくれたら嬉しい限りです。