凡打 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
清々しいエンディング
言わずと知れた西尾維新の「物語シリーズ」原作。
今回はいつもと違い、主人公が変わったことが非常に印象深かったです。
前回までの主人公、阿良々木は高校を卒業したことで舞台から退場し、視点がいつもと違うのでとても新鮮でした。
また、シリーズを通しての時間の経過と今回の主人公:神原の心情が綺麗にクロスしている部分も非常に丁寧に感じました。
ストーリーとしては、いつもと流れは同じで、不思議な現象(怪異)の原因を突き止める展開なのですが、今回は視点が変わったということもあってか、主人公:神原の心の変化がいつも以上に丁寧に描かれており、今までよりもさらにすんなりと物語に入り込め、また、感情移入できました。
そして、タイトルにも書いたように物語の終わり方がとっても清々しく、爽やかで、神原というキャラクターらしいものでした。