トゥラン さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
YUKIのOPがサイコー♪
昭和な感じな作品だなぁって思って見てたら、思いっきり昭和でした。
それがかえって新鮮な感じがしてよかったです。
でも、季節はぽんぽん進んでいくのにストーリーは停滞気味に感じました。
百合香さんが淳一のアパートに行ってからは手詰まりにさえ思えました。
2年生の文化祭がいちばん盛り上がった場面だったかな。
よく知らないあたしでも、即興こそがジャズだって思うから。
だから、3年生の文化祭はそれを超えるジャズっぽいのを期待しちゃってたのにあれはないよー。
人物の掘り下げ方が足りないのかもしれないです。
熱くなって突っ走る薫が一転して「何か?」って感じの秀才になっちゃうし。
吐き気は最初だけで、お父さんとの葛藤もなかったみたいになってるし。
律子は内面性が感じられないし。
お母さんに会いに東京に行く場面はよかったです。
キャバレーの「白いばら」やカツカレーの「スイス」って前から昭和だなーって思ってたお店がほとんどそのまま出てきたから。
淳一さんと千太郎が(ジャズで)ケンカしただけで終わるっていうのも残念でした。
音楽ってそういうものじゃないと思うんですよ。
んー、とても好きな作品なのに、これ以上書いてると悪口ばかりになっちゃいそうだからやめるね。
それよりリンク先の菅野よう子さんのインタビューを読んでほしいです。
「あなたに届いて、音で何か力になっているとしたら、私は幸せです」
http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=3077653246