だわさ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
あっち側の人間とこっち側の人間の物語
銃に詳しくはないんだけど、
銃についての細かい描写はファンには嬉しいらしい。
本編、この世のアンダーグラウンドな連中同士の抗争に終始しています。悪の巣窟のような街でも流儀は重んじられていて、ガンアクションも去ることながら、メインは心理描写だと思います。日本人であるロックの中途半端さと偽善には、残念ながら認めざるをえない日本的な八方美人主義を感じました。それを他のキャラと対比させることで浮き彫りにしていたと思います。それでも、それを逆手にとって、交渉駆け引きや機転のきいた発想転換が危機的状況を打破できたりします。その描き方には自分を重ねることができましたし、うまいと思いました。
よく人が流血して死にますので、そのへんが無理な人は視聴注意ですが、見て損は無い作品ですので、未視聴の方でガンアクションや悪の組織といった単語にピンときてしまう人はぜひ視聴をオススメしたいですね。