ローズ さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
萌えよドラゴンズ!
竜であれば誰の竜にも乗ることができる能力を持った主人公のアッシュ・ブレイク。
ただし、相棒となる竜が見つからなかった。
騎竜祭のレースの途中、他国のスパイに遭遇し撃退したが、アッシュは崖下に落ちてしまう。
そこでアッシュの星刻が輝き幼い竜が誕生した事で生き延びる。
アッシュと少女の姿をした幼竜・エーコとの新しい学院生活が始まるのだった。
竜と人間の絆を題材にしたファンタジー作品。
エーコのような容姿のツンデレキャラ。
このようなキャラの声優さんは、少し前までは釘宮理恵さんの十八番でしたが、今回は伊瀬茉莉也さん。
いつまでも同じイメージを持たれないための工夫でしょうか。
新しい声優さんが活躍する事は喜ばしい事です。
釘宮さん以外でもツンデレキャラを演じる事が出来る人が増えれば1人当たりの負担が軽くなるので肯定的に受け止めましょう。
毎度、同じようなキャラばかり演じていると演技の幅が無くなりますから。
聖竜が自分の主人へと献上する甲冑であるアーク。
アッシュがアークを装着するのですが、ただのコスプレ戦隊ヒーローの一員としか見えません。
もっとカッコイイ装備は無かったのでしょうか。
あまりにも安っぽい衣装だったのでガッカリしてしまいました。
竜を使ったバトルシーンが見せ場なのでしょう。
ただし、そのバトルシーンまで行くまでが退屈。
竜が人間の言葉を話す事ができないので仕方が無い側面もありますが、登場人物が饒舌すぎます。
バトルシーンへ行くまでの話し合いや日常パートが多くて純粋なバトルを楽しめる場面が少ないです。
裸になる微エロシーンも必要なし。
色々な物がごちゃ混ぜになっているので、視聴する事に疲れてしまいます。
似たようなファンタジー作品である「ゼロの使い魔」と比較すると劣化版の感が否めません。
面白いかどうかは個人差がありますが、個人的に楽しめない作品でした。