Yulily さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ドラえもんの名作と呼ばれる作品を鑑賞した結果
ドラえもんが映画でやっている中敢えて昔の名作と言われる作品を観てみようと手を出したのが2011年にリメイクされた作品の元になった1986年の劇場版です。年代を感じさせない素敵な作品でした。涙が止まらない考えさせられました。
以下ネタバレです。
人間を奴隷として捕らえるため宇宙の惑星メカトピアからやってきたロボットの女の子リルル。
リルルは任務遂行のためドラえもんたちは地球を守るためお互い対立する間柄にありながらもリルルがケガをした時傷の手当てをするのはしずかちゃん。
リルルはこう聞きます「どうして敵を助けるの?」
「時々理屈に合わないことするのが人間なのよ」と言うしずかちゃん
とても深い言葉だししずかちゃん悟っていますね。
しずかちゃんやのび太くんの優しさに触れていくうちに人間を奴隷として捕らえるのは悪いことなのではと考え葛藤するようになるリルル。
そして、人類を奴隷にするつもりだったリルルは最後自分を犠牲にして人類を救います。
リルルは消えていくなかしずかちゃんに「次に生まれ変わったら天使になりたい」そう言います
「リルル、あなたはいま天使になっているわ」泣きながらリルルに伝えるしずかちゃん
しずかちゃん「私たちはずっと友達よ」
リルル「おともだち。。」
初めて友達を実感したのではないでしょうか
感情を持ちあわせていないはずのロボットが、5人の友達と出会い、友情を知り、人を敬う大切さ、そして感情を持てたこと。
なんて感動
リルル(泣)自分が消えてしまうこと分かっていながらしずかちゃんに地球が救われて良かったと最後に話すあなたは誰よりも天使です。
泣けました!考えさせられました!良い映画でした!