ふりーだむ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
正直、しんどい。
人を喰らう「巨人」が現れ、絶滅寸前の人類は、巨大な防壁を作り、その中で「巨人」の脅威に怯えながら暮らす人びとと、一方では巨人から地上を取り戻すべく戦う人々がいた。その中の少年エレンは突如、巨人の襲来を受け目の前で母を喰われてしまう。絶望と怒りの中エレンは巨人の駆逐を固く誓う。
一昨年からマンガが話題になり、待望の映像化、といったところでしょうか。原作は全く見ていませんが、風評やある種の情報でなかなか興味深い作品のように見えたので、原作未読のまま視聴しました。原作未読のまま視聴したので解釈の違いなどあるかと思いますが、個人的感想ということでご容赦ください。
正直、視聴がしんどかった。巨人とは?、壁とは?とかいろいろ謎を振りまいているものの、原作も完結しておらず、当然アニメも謎のまま終了。
作者の脳内での構想が壮大すぎて、私が追いつけないのか、はたまた風呂敷を広げすぎじゃないか?と思わせるような内容のように思えます。
歴史だの、巨人だの壁だの宗教だの、小難しい理屈を並べてますが、広げすぎた風呂敷を回収しきれるのか?という思いがあります。
なんか無理やり話を引き伸ばしてる感じが否めなかった。もともとこういう考察系は苦手なのである。中間でいろいろ説明をたれているが読む気にもならない。
エレンが巨人化して暴走するところなどまるで「エヴァ」である。ストーリー自体は難しすぎるのか、全く理解不能。難しすぎて全く次が気にならないくらいであった。各キャラがいろいろ含み過ぎなのではないか。
結論としては、原作マンガ読んだほうが面白いのではないか?と思った次第。先に書いたとおり、私はこういう作品は苦手なのである。
ただ一つ良かったのは立体機動装置を使った戦闘シーンが素晴らしく良かった。臨場感、疾走感、緊張感、あらゆる面で見応えがあった。
今まで見た作品にはない迫力ある。作り手側もここには相当力が入ったのでないか、と思う次第である。とても素晴らしかった。
いろいろ批判・否定めいたことを書いていますが、何度も書きますが私はこの手の作品が苦手でさらにその作品のレビューを書くのがさらに嫌いなのであります。頭悪いので考えながら見るのが嫌いなんでしょうね^^;この作品のファンの方、ゴメンナサイm(_ _)m
単細胞な私が思うに、この作品は相当上手くまとめ上げないと、駄作になってしまうような気がします。つまらないオチとか付けたり、結局終わってみて謎が謎のままだったりとか。。。そうならないように陰ながら期待しております、が、おそらくかなり人気があるようなのでアニメも続編とか作られると思いますが、私はおそらく見ないと思います。
立体機動装置の戦闘シーンと兵長役の神谷さんの演技、それだけは楽しめました^^