photon さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
SF化された1989年
ディストピア小説は割と好きな方なのでこの作品も面白いと感じるだろうと思っていたのだけれど、そうでもなかった。
少し時間を置いて考えてみると、オーウェルの1989年に似ているのかと思ったわけで、それで妙に納得してしまった。舞台設定はバトラーのエレホンにも似ているのだけれど、オーウェルの作品の方が近いと思う。
となると残る面白味はSF要素なのだけれど、どのようにして面相肢体を人外のものと化しているのかについての描写があれば多少面白味も増えたように思う。