ココ吉 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
神原駿河♪得意技はBダッシュだ ! (・ω< )b
原作既読★5話編成★
物語シリーズ2ndから約8ヶ月が過ぎ,
待ちに待った花物語です♪
化,傾,囮,そして花。
漢字に「化」が入ってる物語が多いですね。
今回の花物語は神原回の『するがデビル』
時系列的には物語シリーズ2ndの最終話から
少し飛んでいて,阿良々木君やガハラさんが
通っていた直江津高校を卒業し,神原が3年に
進級して間もない頃の話。
今回の物語は登場人物が少なくて,話の内容も
理解しやすいですが,おちゃらけ要素が少なく
基本的にシリアス回なので賛否が分かれるかと
思います。
個人的にはお気に入りの物語。
原作にほぼ忠実なのも好印象の一つでした。
(しいて言うなら,「伝説の阿良々木先輩」の
くだりにもう少し尺をとって欲しかったw)
{netabare}
お気に入りのシーンは...
猿の左手を奪われた神原と悪魔のパーツコレクター
沼地蠟花との1on1のバスケ1発勝負ですね。
二人とも元スポーツ選手の性が出ていて...
『負けたくない!』
『私もだよ!』
と言う熱い思いが伝わりました。
そして,ラストの暦のセリフが特にお気に入りです。
今回,神原のした事を知れば正しいと言う
奴もいれば,間違っていると言う奴もいる。
だけど,そんな事は誰が何と言おうと気に
しなくいい。
正しい事をしたわけでも間違っている事を
したわけでもなく...
『お前は、青春をしたんだ』
うん,このセリフ...
超絶カッコイイじゃないか(*^^*)♪
神谷ボイスが合わさって鳥肌モノでした。
この締めのセリフで全部持っていった感があります。
今回の暦は一歩引いた立ち位置から神原の相談に
のってあげてアドバイスをする等,色々と大人びて
いてイイ男になってきてます。
…ったく,暦のヤツ
チョット見ない間に成長しやがって(ノ_<。)
まぁ,愛妹に対する変態的思考は維持した
ままみたいですがw
元吸血鬼の治癒スキルをもってしても
治らないんだろうなぁww
だが,それが良いッ!
それが阿良々木クオリティーなのだから♪
{/netabare}
映像化で観ると前知識があっても新たな発見が
あったり,迫力が違ったり,シャフト独特の演出
に魅せられたりとアニメならではの良さを堪能
する事ができました。
「これぞアニメ!」としての持ち味をいかんなく
発揮できていて原作に負けてないと思います!
本当にこのシリーズが大好きなんだと
再認識しました(*^^*)♪
次は時系列を戻して憑物語かな?
あと,いい加減に傷物語を放映して欲しい!
劇場まで絶対観に行くと誓います♪
こうなりゃもう,ラストの続・終物語まで
見守って行くしかないでしょう。
ちなみに余談ですが,神原駿河役の沢城みゆきさんは
実は下ネタがとっても苦手なお方。
なのに演じる神原は百合を地でいく下ネタ大好き少女。
化物語の頃のアフレコ現場では「また下ネタか…」と
少々嘆いていた様子。
そんな沢城さんですが,一旦演技に入ってしまえば,
とても下ネタが苦手とは思えない様な清々しいまで
の演技力には脱帽します!
まさに神原駿河は沢城さんのハマリ役ですね。
物語シリーズと言えば独特の言い回しや語り口調で
知られていて演技が難しいと言われています。
そんな中,今回の花物語は特に長ゼリフの語り部が
多かったにもかかわらず,沼地蠟花役の阿澄佳奈さん
の演技力にも驚かされました。
そんなお二方と他のキャストさん,
制作に携わったスタッフの方々に
『ありがとう,楽しめました♪』
と,感謝の意を表したいです(*´ω`*)