kakelu さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
正義とは一体……
■感想
ガストレアという化物と戦う二人の話。
ガストレアはウイルスに感染した人がなるもの。
よって、ガストレアのほとんどは元人間である。
味方だったものが敵になる。
このように、設定がとても重いものになっています。
また、それだけでなく、「差別」というものがとてもリアルに描かれています。
ここまでで分かるように、この作品はかなり暗いです(笑)
仲間もたくさん死ぬし、そこそこグロイし…
しかし、そこに一条の光明が!!
そう、ロリっ子ヒロイン達!!
こんなダークな世界で元気いっぱいなロリっ子達。
よって、この作品はいい感じに中和されマイルドになってます。
こんなにもシビアで暗めな作品ですが、その暗さがあってこそ、心に訴えてくるものがあります。
何も伝わるものがない作品と比べると断然いいと思いました。
■最後に
OPはとてもかっよかった!!
久々にOPを毎回ちゃんと全て飛ばさす見た(笑)
それぐらい良かったです♪
作品名から、厨二バトルものと思っていので、ここまで深く、感動するものとは思ってもいなかったです。
そのため、予想外ということもあり、今作はより面白く感じました!!
↓↓ここからは、各話の感想↓↓
{netabare}
1話の感想
{netabare}イメージとして延珠はツンデレと思ってたけど違ってて、
明るく元気ハツラツな子だった。
蓮太郎の声が梶くんですごくかっこよかった!{/netabare}
2話の感想
{netabare}女の子がかわいそう…
死ななかったのが本当に良かった(;_;)
このような差別は、おそらく今も尚
僕が知らないだけであるんだろうな。{/netabare}
4話の感想
{netabare}悪とは一体なんだろう?
自分を正義と思うならば、自分と真逆の立場の人は悪だ
しかし、それは相手も同じ
蓮太郎が正しいのか、あのマスクマンの方が正しいのか。
複雑な気持ちになった。
あの金髪の女の子の場面は感動した!
自分が正しいことすれば、それは返ってくるんだということが
しみじみと伝わってきた。{/netabare}
6話
{netabare}opの絵が変わった!{/netabare}
7話の感想
{netabare}ティナが死ななくてよかった!
本当は優しい人だけどしかたなく戦っていて、
そして最終的には敵だったのが仲間になる。
こういう人って、大抵仲間になった瞬間
敵の幹部に殺されることが多いから…{/netabare}
10話の感想
{netabare}蓮太郎の生徒がみんな殺された。
ガストレアを憎む人によって、何の罪もない
ただ呪われた子だからと言う理由で…
本当にこういうことがあると考えるとそれだけでぞっとする。
人の心の弱い部分がこうさせるんだろうなと思った。{/netabare}
12話の感想
{netabare}彰磨のイニシエーターの翠が自殺した。
皆のために、自ら死ぬ。
辛い決断だったと思う。
蓮太郎や彰磨に負担をかけないようにとした
翠はとても強い子だったと思う。
とても感動した(;_;){/netabare}
最終話(13話)の感想
{netabare}彰磨がガストレアを倒すために死んだ。
翠が死んだ時から死ぬ覚悟はあったと思うが
やはり悲しい結末だ。
翠の心配が現実となり、木更が悪の道に足を踏み出してしまった。
木更が言った、
「正義は悪を裁けない。悪を裁けるのは、より強い悪だけだ」
はその通りだと思った。
もし仮に、人殺しをした犯罪者が悪とすると
正義はその犯罪者を死刑にできない。
人殺しが悪なら、殺さないことこそ正義。
よって、死刑にするということは
それはもう正義でなく、悪だ。
木更がいったことは、正しくもあり間違っている。
どちらが正しいかは、現代に死刑制度が必要かどうかと同じことだと思う。
とても難しい問題だなと感じた。
最後の蓮太郎と延珠のシーンは泣けた!
あんな世界では人が死ぬことは当たり前。
だけど、根本的には人が死ぬことは異常で決して慣れていいものなんかじゃない。
それは、蓮太郎が過去(何話に誰に対していったかは忘れてしまった)に
言ったセリフだ。
しかし、こうも周りでぽんぽん死ぬとやはり慣れてしまいそうになる。
そんな葛藤がとても伝わってきた。
(2回目視聴の感想)
延珠との絆がより一層強くなった瞬間だと思う。
挿入歌のせいで僕の涙腺が崩壊した笑
全体的に暗いお話だからこそ、最後の明るい感じにはググっときた。{/netabare}{/netabare}