ラスコーリニコフ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
美波がいると見てる、いなきゃ聞いてる。
見てない話が5話くらい溜まると一気に垂れ流してる作品
美波の声が聞こえると画面を見て、あとはほぼ画面見てない。
だから、基本的には見てるとは言い難い。二期の途中からは
嬉しい限り、お仕事が止まる止まる、邪魔すんじゃねーよ
11話終わった時点で、坂本のモデルは原作者じゃねーかな・・、
とかなんとなく思った。元優等生としてはありがちな話だけど。
ヤンチャなDQNや金持ちの勘違いとしての自分は特別じゃなく、
自己の実績を元にした自負としての自分は特別、見下し。
エリート会社員とか政治家とかが持ってるよーなやつ。
そーゆーの隠すためにバカって言葉がタイトル入ってるんじゃ
ねーか・・って、これただの自分の妄想ね。
バカが作ってるバカじゃなく、能力のある人間が作品として
作ってるバカ。ってのは1期の最初の方からずっと感じてた感覚。
全然バカじゃないんだよ吉井くん、設定がおバカなだけで。
作者色々な分野に精通してて、それを分かりやすく話に持ち込んでる
けど、重要なのは「元ネタ分からない人にでも魅せるように楽しませる
ように加工する技術」。この作者口下手な人じゃなければお笑い芸人
をやっても十分通じそう・・てか、相当上位にいきそうな感じ。
ほぼハズさないネタの高速連射、ハズれても次のネタがすぐに来る
から「作品中は常に面白い感じ」が続く。この安定した精度の高さは
日頃から「物事を常にネタにする事」を考えてないとできない。
で、腹筋にまで影響を与える一級の反則ネタってのは見る人を選ぶし、
ネタがハズれた人に不快感だったり全然分からん?な感触を与えるから、
この作品の中で使われてる程度のネタがギリギリの線。
バカテスの「ほぼ誰が見ても面白いだろう」な感じは職人のなせる業
ラブコメ部は、通常作品だとどうしてもイライラする「主人公キャラの
あり得ない鈍感さ」をバカという設定を利用して上手く処理し、更には
それをネタにするしたたかさ、巧妙なやり口、賞賛として「汚ねぇw」
個人的には、こういうある程度の笑いを何度も与えてくれるお笑い職人
的な人よりも、腹筋を直撃させてくる鬼才の類が好きなので、そーゆー
点じゃあまり評価はできない。売れるの優先した媚びる笑いなんだよ
だから美波が登場してなきゃ画面なんて見てあげないお